子どもの巣立ちがきっかけとなったリノベーション。新しい暮らしの場所に。
住工房 (設計・施工)
DATA
生活の変化に合わせ、間取りを新たにリノベーション。キッチンの位置変更や収納のアイデアで、窓からの光がたっぷり入る広々と明るいLDKになりました。オープンで機能的なLDKはみんなが自然と集まり、より楽しく暮らせる場所に。
長く暮らす家だから、シンプルで飽きないリノベーションを
コミュニケーションが深まる、キッチンを主役にしたLDK
子どもが巣立ったあと「家族や友人をおもてなしできる住まいにしたい」と、長年暮らしていたマンションのリノベーションを決意したBさん。既存の間取りは4LDK、面積は約82平米と広さも十分ながら、細かく分かれた間取りでした。そこで間仕切り壁を撤去し、2LDKに変更。おもてなしにピッタリの広々としたLDKをつくり出しました。3つの掃き出し窓からの光が奥まで届く、明るくのびやかな空間です。
閉塞感があったキッチンは、配管等の制約をクリアし位置を変えて、オープンな対面タイプに。気のおけない友人を招き、おしゃべりしながら料理を楽しめます。広さのある腰壁カウンターと高めのスツールを組み合わせ、簡単な食事コーナーとしても活躍しています。
和室とリビングの一体感で、暮らしに奥行きを
リビングに隣接する和室は、くつろいだりゲストの寝室として利用ができるように、引き込み戸で仕切っています。全開すれば部屋をつなぐことができ、扉が壁の中に納まるので、見た目もすっきり。縁なし畳と白い壁でまとめたインテリアで、リビングと統一感をもたせました。
ナチュラルカラーに囲まれたリビングには、特注のテーブルやソファが心地よく同居。あえてダイニングテーブルは置かず、広さを確保しています。あわせて、置き家具ではなく壁一面に収納を一元化したことも、広く暮らせる工夫のひとつ。
「空間にゆとりができ、みんながよく集まる家になりました」とBさん。大好きな友人や家族が集まって、笑い声のたえない住まいになりました。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:無垢フローリング(リビング)、琉球畳(和室)
リノベりす編集部コメント
和室との間仕切り壁を撤去したことで、開放感に満ちたリビングに生まれ変わっていますね。キッチンや収納など、いまの暮らしに合う工夫が満載です。最愛の家族や友人たちと過ごす時間の豊かさを感じることができる、あたたかい住まいになりました。