骨董家具を引き立てる古民家風リノベーション。ゲストをもてなすキッチンも和の佇まいに
住工房 (設計・施工)


繊細なつくりの竹製シェードで、洗練されたダイニングキッチンを演出。一枚板のキッチンカウンターやダイニングテーブルは、思わず目を引く上品な美しさです。
DATA
間取り図
長く暮らす家だから、シンプルで飽きないリノベーションを
使いやすさと和のデザインを両立したおもてなしキッチン
築17年のマンションに暮らす、和の骨董が好きな施主夫妻。料理上手な妻は、友人を呼んでホームパーティーをすることも大好きでした。
リノベーションに際しては、「キッチンをもっと使い勝手よくしたい」「たくさん収納できる食器棚がほしい」「床の雰囲気を変えたい」と、改善したい点を具体的にまとめ、住工房に相談。ひと続きのLDKとゲストを迎える玄関からつながる廊下を中心に、改修を施すことにしました。
カップボードは水屋箪笥をイメージしたオリジナルに。食器が十分に収納できるようダンパーシステムを搭載し、引き出しが閉まる時の衝撃を緩和してゆっくり閉まるようにしています。
飾り梁で古くて素敵な一軒家のような雰囲気に
リビングダイニングは、愛用してきた骨董家具が似合う古民家風のインテリアに。飾り梁によって一軒家のような雰囲気をつくり、梁だけでなく巾木や長押も天然木で統一することで、上質な和の雰囲気を醸し出しています。
電話台はカップボードに合わせてケヤキで造作。スピーカーを部屋の四隅に置けるよう、天井近くに木製の台を造りつけました。大きな窓には、障子を思わせる白い和紙を使ったハニカムスクリーンをセレクト。上部の機械部分は天然木の板で隠し、見た目をすっきりさせています。
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リノベりす編集部コメント
骨董家具や小物が調和する古民家風の住まいです。新たにつくった梁や長押なども、もとからあるように自然に馴染んでいますね。和の風情があるキッチンは、料理好きならではの工夫もいっぱいで使いやすそうです。