好きな家具の映える家。既存を活かして、ギャラリーのようなシンプル空間に部分リノベーション
nu(エヌ・ユー)リノベーション (設計・施工)


シンプル&モダンな内装に名作家具が映えるリビングダイニング。木や布の温かく柔らかな雰囲気をグレーの床が引き締めています。
DATA
間取り図
住む人の数だけある価値観と想いを、リノベーションでカタチに
外も中も自分好みのマンションを5年間待ち続けて
外観や共用部のデザイン、部屋のなかに梁や柱が出ていないつくりが気に入り、築14年の中古マンションを購入したMさん夫妻。
「インスタグラムで色んな家を見るなかで、いいなと思う家はみんなリノベーションだったんです。新築は間取りがありきたりで、中古リノベ一択だと思いました」
そんな経緯があったからこそ、リノベ会社の選定には時間を掛け、4年前からnu(エヌ・ユー)リノベーションに注目。購入後さっそく相談に行き、設計・施工を依頼しました。
「リノベらしい躯体現しはもちろん、シンプルでミニマルなデザインも巧みだと感じました。既存を活かす部分リノベーションが得意なことも決め手になりました」
キッチンを隠して直線的なすっきり空間に
「とにかく広い空間で、好きな家具に囲まれる暮らし」が理想だったという夫妻。家族のくつろぎの場として、リビングダイニングと洋室の間の壁を取り払い、18畳の大空間をつくりました。
キッチンは位置を変えず、壁を立てて独立型に。「直線が好き」な夫妻が美しく感じることを重視し、あえてオープンキッチンを選びませんでした。
すっきりとした直線を基本としたリビングダイニングには、マルニコレクションのアームチェア「HIROSIMA(ヒロシマ)」、Vitra(ヴィトラ)の「スタンダードチェア」、そしてカリモクケーススタディのダイニングテーブル、さらに、照明は和紙製の「AKARI」とプラスチック製の「スカイフライヤー」、収納はメッキとスチール素材のUSMハラーのモジュラーシステムなど大好きな家具を配置。ホワイトキューブのような空間に置かれた異素材のものたちが、ギャラリーのような雰囲気をつくりあげています。
広々とした部屋に好きなものがぴったりとおさまり、理想通りの家が完成しました。
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ビフォー・アフター
MATERIAL
床:塩ビタイル(LDK、洗面室、トイレ、WIC)、既存(寝室、子ども部屋、廊下、WIC)
壁:クロス
天井:クロス
INSTRUMENTS
キッチン:造作
バックカウンター:造作
浴室:LIXIL
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リノベりす編集部コメント
直線的なシンプルな空間、デザインの良い家具。夫妻の美意識そのままにつくりあげた住まいだと思います。既存の間取りを活かしながら、広々としたリビングダイニングを確保し、暮らしにゆとりが生まれていますね。