原宿は古来より”高見から見つめる場所”の意「源氏山」と呼ばれていました
リノベーション東京 (設計・施工)
DATA
間取り図
オフィス兼サロンとして利用するため、原宿の駅前にヴィンテージマンションを購入した。数名で料理を造れる広めなキッチン、バルコニーと一体化するリビングの床仕上げ、ミーティングルームやワークスペースの確保、蛍光灯を使用しない照明と内装によるインテリアデザインの演出、アットホームでくつろげるサロン的な空間設計を希望している。
経過年数により、インフラが相当劣化しており更新が必須。特に、設備排水配管については天井裏下取り配管であることと、配管径自体が小さく、通常使用の排水量を超えた場合には処理仕切れずオーバーフローする可能性があるため、根本的な対処を求められる。
ワークスペースからウッドデッキへつながる隔たりのない開放的スペース
まるで自宅のリビングで作業をしているかのような、リラックス空間を追求したオフィス。ワークスペースからつながる床は極力フラットに保ち、吹き抜ける印象のフロアに。室内は十分な外光が差し込み明るく清々しく過ごせる。
★リノベりすコメント★オフィスだからこそ、それぞれの機能や雰囲気作りが重要となる。自宅にいるかのようなアットホームな空間を保ちつつも、作業動線や憩いなど考慮した快適なオフィスワークが実現できる設計が生み出された。
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厨房スペースは中古品と新品組合せて本格的な業務用の機器を採用。
玄関正面はトイレの扉。壁と一体のデザインに見せる工夫。隠蝶番を使用。下足入れは懐かしい、学校の下駄箱を意識したデザイン。
ワークスペースのフローリングはユーズド感のあるパイン材を採用。写真左側が幅広のワークデスクとなっている。ワークデスクの正面はコルクシート貼り。吊り戸棚の下部に照明を設置。
窓にはハンターダグラスの布製ブラインドを採用。日差しをやわらかくコントロール可能。
ソファはカッシーナのELORO。ゆったりした座り心地がお気に入り。
ワークスペースから厨房方向を見る。会議室スペースもこの正面からつながる。
ワークスペースとバルコニー、床の高さを揃え一体感を持たせている。バルコニーはパイン材のウッドデッキ。
バルコニーからワークスペース見る。
会議室、数パターンの光演出のできる調光器（Panasonic/リビングライコン）を使用。シーンや必要に応じて明るさを調節できる。
会議室、天井に電動スクリーンが組み込まれてる。
会議室、電動式の緞帳を開くと一面鏡張りの壁になっている。
会議室、壁は暗色のナラ突板貼り。壁の一面は造作の本棚になっている。
洗面脱衣室とシャワー室。洗面カウンターと収納は造作。洗面ボウルと水栓はリラインス、アクセントに名古屋モザイクのボーダータイルを使用。
手洗いはスタルクデザインのハーフペデスタル。石鹸入れなどサニタリー用品はスガツネ品。
トイレの床は、エージング感のある名古屋モザイクのキラを採用。
ビフォー・アフター
MATERIAL
ワークスペース：USEDパイン材
バルコニー：パイン材
会議室壁：ナラ突板
INSTRUMENTS
ソファ：カッシーナ(ELORO)
会議室 ：調光器 Panasonic/リビングライコン
洗面室：洗面ボウル・水栓 リラインス、壁 名古屋モザイク(ボーダータイル)
トイレ：手洗い場 スタルクデザイン/ハーフペデスタル、サニタリー用品 スガツネ品、床 名古屋モザイク キラ
窓：ハンターダグラス 布製ブラインド
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