最上階角部屋の住み慣れた我が家を一新! 断熱リフォームで夫婦がゆったり過ごせる家に。
リノベーション東京 (設計・施工)
DATA
Hさん夫妻が所有するマンションは、最上階角部屋で眺望は良いが、夏は暑くて冬が寒い。近くを走る電車の音や、すぐ脇の県道を走る車の騒音もある。「住み替えや買い替えなどほかにも案があったのですが、友人や知人のいる住み慣れた街での暮らしは何ものにも代えがたかった」と夫。また、老後のことを考えるとあまり大きな投資はできないと考えていたという。
そんな折、断熱材を扱う商社に勤めている夫が友人から「断熱リノベーションをしたい」との相談を受けた。良さそうなリノベーション会社を探していてたどり着いたのが、リノベーション東京のホームページ。3人の子どもたちが独立したこともあり、友人からの相談をきっかけにHさん自身も前向きにリノベーションを検討し始めた。
閉ざされたキッチンを移動。明るくオープンになったキッチンを中心とした空間づくり
Hさん夫妻の希望は、ふたりがゆったりと暮らすことのできる、広い空間のある住まい。これを受けてリノベーション東京は、孤立していたキッチンのレイアウトを変更し、そのキッチンを中心に広がりのある空間をつくっていくプランを提案した。 キッチンのレイアウトを変更する際、問題となったのがパイプスペースを動かせないというマンションならではの制約。そこで家の北側にあった個室の壁を取り払い、大胆にもそこにキッチンを動かすことに。妻ひとりが立つのも窮屈に思えた以前のキッチンと比べると、新しいキッチンは夫婦ふたりで立っても余裕のあるオープンな空間になった。 キッチンとリビングダイニング、寝室がゆるやかにつながったことで、住み慣れた家が夫婦でゆったりと過ごせる快適な家に生まれ変わったという。
また、天井面全体と外壁面に断熱材を施工したことで、断熱性能が格段にアップしただけでなく、国土交通省のCO2省エネルギー先導事業の補助金も受けることができた。 断熱リフォームと同時に大規模なリノベーションを選択したHさん夫妻の決断は、大正解だったようだ。
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MATERIAL
床:フローリング
壁:ビニールクロス、アクセントタイル
INSTRUMENTS
キッチン:トクラス
トイレ、バス、洗面:TOTO