収納の専用スペースをつくり、ヴィンテージが映える住まいにリノベーション
錬(れん) (設計・施工)
DATA
間取り図
色あせないモノづくりと、新たな価値を生み出すチカラは匠の業
赤やグリーンの差し色を効かせたヴィンテージインテリア
洗練された大人のヴィンテージスタイルをめざしたリノベーション。オーク材の無垢フローリングやタモ材のカウンターを使って木の質感を守りながら、それぞれの場所ごとにアレンジをプラス。リビングは趣きがあるグレーのタイルを壁一面に張り、落ち着いたイメージに。ダイニングは白いブラインドとカーテンで清々しくまとめ、さらに玄関はモルタルの土間とダークグレーのクロスを合わせて凛とした雰囲気をつくり上げました。
好きなものだけを選んだというインテリアは、家に置いたときのイメージを大切にして、部屋のカラーに合ったものをセレクト。赤いチェアや植物のグリーンで差し色を入れつつも統一感をもたせています。
収納を充実させてすっきりとした空間をキープ
来客をもてなすリビングもプライベートな寝室も、白い壁をベースにしたホテルのようなシンプルな空間。いつもすっきりしているのは、片付けやすい収納のおかげなのだそう。
住まいの顔ともいえる玄関には、靴を履いたまま入れるシューズインクローゼット(S.I.C)を設け、靴や傘、外出に必要なものなどを、表に出さずに収納。サニタリー側とベットルーム側からアプローチできるウォークインクローゼット(W.I.C)は、壁面に棚をつくり、空間を立体的に有効活用しています。また料理中の散らかりが見えないクローズドキッチンをレイアウトし、奥には冷蔵庫まで置くことができる、広々としたパントリーをつなげています。
MATERIAL
床:オーク無垢フローリング、モルタル(玄関土間)
壁:タイル(リビング一部)
リノベりす編集部コメント
ウォークインクローゼット、シューズインクローゼット、パントリーと、しまいたい場所に大容量の収納があるので、散らからない住まいになっているのだと思います。すっきりした空間なので、ヴィンテージ家具が引き立っていますね。