ライフプランニングで賢くリノベ　憧れの西海岸スタイルで設えた住まいへ

「ロン・ハーマンのショップみたいなイメージの家に住みたい！」という憧れから「西海岸スタイル」の住まいを実現するにあたり、20代の若い夫婦にとって自分たちが本当に家を買っていいのか、どの位のお金をかけられるのか、この先子供が生まれても大丈夫なのかという不安解消のため、フィナンシャルプランナーも交えた資金面を中心としたライフプランニングを行いました。　

リビングに隣接する和室の一部を取り込み、広く開放的になったLDKにはダイニングスペースにベンチを造作し、収納スペースを確保。テレビ台も造作で取り付け、スッキリとした空間になっています。水回りの位置に変更は無いものの、和室を大きなクローゼットとリビングの一部に振り分けた事で全体に伸びやかさを感じる事ができるようになりました。

玄関から続く土間には自転車も置けるスペースを確保。土間と寝室の間の壁には室内窓を設置することにより、インテリアのアクセントになるだけでなく、土間によって外部窓のなくなった寝室に光を取り入れます。また、土間からの眺めは屋外にいるかのような印象を与えるユニークな空間になりました。

西海岸スタイルを印象づけるディテール

爽やかな白い壁と一部躯体現しの天井が一見シンプルな空間ですが「西海岸」を感じるのはファブリックやアクセントウォール、建具などをに青を取り入れているから。さらにトイレの壁の一部に古材を張り合わせたようなクロスを使ったり、キッチンカウンターを流木のような絶妙の色合いに仕上げ、素材感にもこだわりました。

印象的なのは玄関周りです。妻が雑誌で見て気に入ったという八角形の青いタイルはイタリアから取り寄せました。一部をアール壁にしたことで広がりを感じる玄関に敷き詰められ華やかさを演出しています。リビングへと続く廊下はヘリンボーンと呼ばれる寄木張りのフローリングです。印象的なタイルに負けない個性でバランスをとっています。

★リノベりすコメント★若いご夫婦に似合う、白い空間に青が冴え渡る清々しいリノベーションです。家を買うことは人生でとっても大きな選択。ライフプランニングを予めしておくと安心して家づくりを楽しむことができますね。家を買おうかどうかなかなか踏み切れない方にはとてもいい選択肢だと思います。

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