マンションとは思えない開放感を実現。高さと広さを生かしたリノベーション。
ハコリノベ (設計・施工)
DATA
間取り図
時間がたつほど好きになる。そんなお気に入りの「ハコ」をつくる
木と自然素材をたっぷりと使った「ぬくもりを感じる家」を目指して
約20畳の広いLDKに、マンションには珍しい勾配天井の吹き抜けと梁が印象的な住まい。リノベーションのコンセプトは「自然素材のあたたかみを感じる家」でした。床はもちろんのこと、壁や天井のアクセントにも木質系の素材をふんだんに使用し、まるで山小屋のような木のぬくもりに包まれた内装になりました。ライティングレールも梁のように見立てた木でカバー。無機質さを上手く隠しています。
また、広々とした玄関土間は調湿性に優れた珪藻土でペイント。家のどこにいてもナチュラルな素材のやさしさを感じられ、リラックスして過ごせる住まいになっています。
解体後にプランを変更。ワクワク楽しい家づくり。
キッチンの上部には元々ロフトを造るプランでしたが、解体してみたところ、リビングとなるスペースも同じように天井が高いことが判明。急遽プランを変更し、こちらにも一部ロフトを設けることに。書斎上のロフトはハシゴで上るタイプで子どもたちに大人気。子どもが友達を連れてくると、みんなロフトへ直行して秘密基地として遊んでいるそう。
また、「玄関の床に遊びを取り入れよう!」というご主人の提案で、玄関の床はモルタル×タイル×木フローリングのミックスが楽しい空間に。玄関ホールの手洗いスペースには、妻のお気に入りのブルーのタイルを張りました。
「こんなことできるかな」「やってみよう!!」と楽しみながら家づくりをした、あちこちにこだわりの詰まった住まいです。
リノベりす編集部コメント
ロフトや梁をもうけたおかげでLDKに立体感が生まれ、より空間の高さを感じられます。玄関横のオープンクローゼットをはじめ、あちこちにもうけたオープン収納も壁の置き方でさりげなく目隠しするなど、壁や間取りの配置バランスがとても上手な住まいですね。