II型のオープンキッチンで、ゲストも集まりやすく。築40年マンションを自然素材でリノベーション
駿河屋 (設計・施工)
DATA
駿河屋 設計担当:山田さん
窓も大きく開放的なので、のびのび生活を楽しんでいただきたいです。
創業1657年。心と身体と環境にいい家づくりを目指す
自分たちにとっての「良い住まい」を探して
これまで賃貸住宅に暮らしてきたKさんファミリー。娘が成長するにつれて手狭に感じるようになり、住み替えを考え始めました。
物件探しは難航し、新築とか中古、戸建てとかマンションといった選択の幅を狭めず、自分たちなりの「良い住まい」を探すことに。
具体的には、3人家族が暮らすのに十分な広さ、駅から近い、商店街があって生活に便利で学校に通いやすい、という3つのポイントに絞りました。
数十件見てまわるなかで、ようやく出会ったのが今のマンション。
「築40年を超えていましたが、自分たちが考えていた良い住まいにすべて合致した、と感じたんです。娘がとても気に入ったことにも背中を押され、購入を決めました」。 築年数が古いマンションなので、リノベーションは必須と判断。さまざまな会社を調べるなかで、自然素材というキーワードに惹かれ、駿河屋のHPにたどりつきました。
「ショールームに行くと、珪藻土や無垢材でつくられた空間の雰囲気が良いことに驚きました。すぐに依頼を決めて、まずは建物をチェックしてもらうことに。古いわりにそんなに悪いところは見つからず、ホッとしました」。
コンパクトなキッチン空間で作業効率をアップ
間取りは、娘の友達家族と集まることも多いため、広々としたLDKをメインに。キッチンをオープンカウンターにすることで、空間全体を広く感じさせ、窓の外まで視線もつながりました。
さらにシンクとコンロを並列に配したII型キッチンによって家事動線を短縮。
「駅近にこだわった点にも通じますが、家事や通勤通学にかける時間が短くなった分、自分たちの自由で豊かな時間が増えたと思います」。
また、以前の住まいとは汚れの質も違っていて、掃除しやすくなったのも自然素材にして良かったことのひとつです。
MATERIAL
床:杉無垢材
壁:珪藻土
天井:珪藻土
リノベりす編集部コメント
物件探しからリノベーションまで、こだわりを持って実現していますね。オープンカウンターのキッチンは、一緒に料理をしたり、お喋りしたり、楽しみが広がります。採光や通風、見晴らしを存分に活かしたオープンなLDKが居心地よさそうです。