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2時限目:ありがちな失敗やトラブルから学ぶ! 【中古マンション購入のオキテ(2)】

リノベーション・ゼミナール

中古マンション購入のオキテ2
中古マンションは、建物も管理状態も千差万別。新しければいいとも、古ければ難ありともいえない。物差しがないだけに、買う人の判断が問われる。現場に精通する専門家のアドバイス、第2弾。(text utako hagiwara illustration aki yamashita)

 

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中古マンション購入は転職と同じ?仲間入りするコミュニティが重要

「中古マンションを買うことは、転職活動に似ていると思う」とは、さくら事務所コンサルタント・辻優子さんの弁。「自分の仕事(=住戸)は気に入っても、会社の方針(=管理組合)に共感できないとやっていけませんよね。建前上は、入ってから自分の意見を述べることはできるけれど、新参者が、すでにあるコミュニティの意見や体質を変えさせることは容易ではない。そのマンションのコミュニティに共感できるかどうかが肝心です」。
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現地見学では住戸の中より駐輪場などの整理状態をチェック

「リノベーションするつもりなら、部屋の中をじっくり見てもあんまり意味はありません。少々汚れていても気にしないこと。見るとしたら『窓の外』でしょうね。外の景色は変えようがありませんから」と前出の石井さん。「現地に行ったら、見るべきはむしろ自転車置き場やゴミの集積場などの状態。住んでいる人が、どんなふうに建物を使っているのかが垣間見られる部分。あまり散らかっているようだと、管理そのものの状態にも疑問符がつきますね」
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探偵よろしく、聞き込み調査を。マンションの実態が見えてくる

中古マンションのコミュニティーや管理の実態を知るためには「住人や管理人に直接聞くのが一番」と長嶋さん。「現地で聞き込み調査すればいいんで
す。私が自分の家を買うなら絶対にやりますね。大人の男一人だと不審がられるから、子どもを連れて行って、出入りする人に声をかけるんです。みんな、それぞれの視点からいろんな話をしてくれるもの。問題点があれば、そこからあぶり出されてきます。実は、プロのコンサルタントも使う手なんですよ」

 

<マンショントラブルの発生状況>

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<居住者間のマナーをめぐるトラブルの具体的内容>

140902リノベりすグラフ_トラブルの具体的内容
※出典 平成20年度マンション総合調査(国土交通省)

 

>>ありがちな失敗やトラブルから学ぶ! 【中古マンション購入のオキテ(3) 】に続く 

 

取材協力
ブルースタジオ
中古マンション購入前のコンサルティングから資金計画、物件探し、設計・監理まで、一貫したサービスを行う。「中古購入+リノベーション」という家づくりのスタイルを世に広めたパイオニア。

さくら事務所
国内で初めて「個人向け不動産コンサルティングサービス」をスタートし、第三者性を堅持した物件調査・アドバイスを続けている。住宅診断「ホームインスペクション」や住宅ローン、契約内容の事前相談など、様々なメニューを揃えた「不動産の達人サービス」を提供。

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