築49年・住み慣れた我が家の問題点に立ち返り、スケルトンリノベで一新した住まい
リノベーション東京 (設計・施工)
「リノベーション東京の女性担当者は、気さくでなんでも話しやすかったです。現場施工のスタッフとのやりとりの橋渡しとなってくれました。」と話す妻。築49年とは想像もつかない仕上がりに大満足のリノベーションとなっています。
DATA
間取り図
「価値」と「快適」そして「幸福」をプラスする住まいに
今までとこれからの思いに立ち返る。夫妻が気持ちよく過ごせる間取りに。
古いマンションだったため建て替えの可能性を考えて、リフォームの夢を封印していた夫妻。建て替えは難しいことが分かり、子どもの独立をきっかけに、これからの暮らしを思い再検討することに。立地や環境は気に入っていたので、間取りから設備、内装までを一新するスケルトンリノベーションに踏み切りました。
築49年の住まいは、中央玄関で左右に部屋が分かれ、左手に暮らしの中心となるLDK、右手に8帖の和室と洋室という間取り。そこで家族構成が変わったこともあり、個室やPCコーナーをつくり、夫妻がぞれぞれに自由に使える空間を増やしました。
また、孤立していたクローズドキッチンから、リビングダイニングと一体のオープンキッチンに変更しています。長年暮らしてきた思い出の住まいを、これからの暮らし方はもちろん、それまでの問題点にしっかりと立ち返り、リノベーションによって生まれ変わった住まいです。
先を見据え、使い勝手と理想を上手に取り入れる
手元を隠しながら、開放感もたっぷりの対面キッチンは、妻が長年憧れていたもの。下がり壁や吊り戸を設けないことで、見通しのよいすっきりしたスペースになっています。また小柄な妻に合わせて、背面にはロータイプのカップボードを設置。年齢を重ねるにつれて、手の届かない場所や収納のしづらさを考慮したプランニングとなっています。上部のオープン棚は高さ違いで造作し、キッチン雑貨などを飾りながら収納。
一方、リビングは隠す収納を徹底し、生活感の出やすいものはしっかりとしまえる、扉付きの大きな収納兼テレビボードを壁いっぱいに設けました。
インテリアは、白い壁を基調としてリビングとキッチンにアクセントをプラスし、収納をはじめ床やカウンターを明るい木目で統一。空間の広がりを感じる間接照明で、くつろぎ感を演出しています。
MATERIAL
床:朝日ウッドテック・ライブナチュラル
床暖房:ヒートプラス
建具:Panasonic・ベリティス
キッチン前カウンター:Panasonic・インテリアカウンター
サッシ:LIXIL・カバー工法
玄関収納:Panasonic・コンポリア
INSTRUMENTS
システムキッチン:TOTOクラッソ
カップボード:TOTOクラッソ
浴室:TOTOリモデルバスWZ-D1418
洗面化粧台:TOTOオクターブ
トイレ:TOTOGG1
リノベりす編集部コメント
各部屋に壁面収納を設けているので、あっという間に片付きそうです。住まい手に合わせて、ぴったりの収納をつくれるのも、リノベーションの醍醐味ではないでしょうか。部屋によって、収納の扉をアクセントにしたり同色で馴染ませたりする、色使いの工夫が光りますね。