床暖房いらず!自然素材ならではの温かなLDKと、可変性のある子ども部屋にリノベーション
湘南リフォーム (設計・施工)
DATA
間取り図
その人にとっての"最高の家づくり”に真摯に向き合う
個室が必要になったときの備えもあるオープンな子ども部屋
購入当初のリフォームで水漏れが発生し、再度、改修をすることになった施主夫妻。もともと2人の子どもの成長にともなうリノベーションを数年前から検討していたものの忙しさから頓挫していた経緯もあり、水漏れ部分の補修だけでなく、これからの生活スタイルの変化を見越してフルリノベーションに踏み切りました。
住まいは眺めのよいマンションの角部屋。大きな窓から自然光が差し込む、明るく開放的な空間です。
リノベーションでは将来の子ども部屋を想定しながらゾーニングを検討。2案出されたうち、リビングとつながる広いワンルームの子ども部屋で、大きくなったら移動式の収納家具によってゆるやかに仕切れるプランを選びました。
リビングと子ども部屋の間には4枚の引き戸を設置。子どもが小さいうちは開け放してオープンに使い、個室にするときにも圧迫感が出ないよう配慮しています。子ども部屋へはLDKを経由するので、子どもが自屋に出入りする様子やお互いの気配が自然に分かる、親子ともに安心感のある間取りです。
無垢材フローリングと珪藻土で寒い冬も快適に
妻が自宅で仕事をすることも多いため、和室を撤去して夫妻がそれぞれ一人になれるスペースを確保。カウンターデスクやオープン棚を造りつけ、仕事がしやすい環境を整えました。
インテリアは、すっきりした明るい木目と白を調和させたナチュラルなテイストに。床は無垢材のフローリング、壁は珪藻土と、天然素材の服飾関係で仕事をしている妻の「家でも自然素材に囲まれたい」という希望を反映しています。
以前、床暖房が敷設されていたリビングダイニングは、床暖房の交換を行って今まで通り合板フローリングにするか、床暖房をやめて無垢材にするか、良い点・悪い点をとことん話し合ったのだそう。その結果、無垢材を選ぶことになりましたが、無垢材の保温性と珪藻土の調湿・断熱効果で、リノベーション後の初めての冬も暖かく過ごしていると言います。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:無垢材フローリング
壁:珪藻土
リノベりす編集部コメント
部屋の数が増えても、子ども部屋とリビングがひと続きになることで、オープンな雰囲気はそのままですね。夫妻それぞれのワークスペースなど、家族の居場所があちこちにあるので、お互いが快適に過ごせると思います。