ルーフバルコニーを生かして子育ても快適！光と風が巡るマンションリノベ
ゼロリノベ (設計・施工)
約60平米のルーフバルコニー。子どもと遊んだり、テーブルを置いて食事をしたり、自宅でアウトドアを楽しめます。間取りを変更したことで、リビングの掃き出し窓から出入りができるようになりました。
DATA
間取り図
「大人を自由にする住まい」がコンセプト
お気に入りの街で、中古リノベを実現
子どもの誕生をきっかけに、新居を探し始めた施主夫妻。もともと単身用の持ち家に二人で住んでいましたが、家族が増えたことで手狭に感じ、住んでいた家を売却。中古を買ってリノベーションという選択に落ち着いたそう。場所と予算を重視しながら、ようやく出合えた物件は、約60平米のルーフバルコニー付きマンション。立地も、それまで住んでいた街と近く、実家近辺の雰囲気と似ていることなどから、こちらに決めたのだといいます。
リノベーションは、豊島区に拠点のあるゼロリノベに依頼することに。建築のプロである妻が「ゼロリノベの設計士さんと仕事の話で3、4年前に出会っていたこと」が縁となり、妻のプランニングを基に、築45年のマンションを理想の空間へと再構築しています。
明るいブラウンの床、真っ白の壁がベースカラー。木目のカウンターやグラスハンガーを取り入れて、カフェのような雰囲気に。
壁を取り払い、ワンフロアに暮らしをつくる
既存の間取りは3DK。たくさんの壁で仕切られ、屋内に十分な採光と風通しが確保できていませんでした。そこで、余分な壁や収納を取り除き、大きなワンフロアに一新。バルコニーに沿ってリビングダイニングを配置して明るく広々とした家族団らんの場に。合わせてオープンキッチンも移動し、対面にL字のカウンターを新たに設けたことで、家族やゲストと調理も食事も会話も楽しめるレイアウトに変わっています。
玄関、LDK、ベッドルームがゆるやかにつながり、いつも家族が互いの存在を感じ合うことができる住まい。リビングからつながる庭のようなルーフバルコニーで、のんびりと子どもと遊び、今年こそバーベキューを楽しみたいそうです。
リビングとダイニング、キッチンを一体化させることで空間の広がりを。トイレや浴室以外にはあえてドアを設けず、生活動線もスムーズに。
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オープンなキッチンはダイニングと距離が近く、料理のセッティングや片付けもスムーズに進みます。
シンプルで機能的なキッチン。オープン棚やL字カウンターと組み合わせて、さらに使い勝手よく。
家具はシンプルなデザインで広さを演出。カウンター越しに家族のコミュニケーションが広がります。
家族の気配を感じながらパソコンや書き物などができるよう、LDKの一角にワークスペースを設けています。
色数を抑えて、部屋の中をすっきりと。圧迫感が出ないように、家具は背が低めのものをセレクト。
洗面化粧台を玄関の近くのリビング内に配置。帰ってきたら、すぐに手洗いうがいができます。
ルーフバルコニーにはデッキ材を敷き詰めて、くつろぎ感のあるリゾート風の屋外空間に。
心地いい時間を演出してくれる、センスのよいインテリア。お茶の時間も特別なものに。
水まわりを移設して、土間を広げた玄関。クローゼットとはカーテンで仕切っています。
脱衣室やトイレ、洗濯機置き場を一室にまとめ、広く使えるようにしました。システムバスで掃除も楽々です。
ビフォー・アフター
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リノベりす編集部コメント
間取り変更によって、ルーフバルコニーの快適さを楽しめるようになったリノベーションです。壁やドアを極力減らし、白をベースにしたインテリアで、住まい全体の明るさと開放感が高まっていますね。キッチンや洗面など設備の使い勝手も秀逸だと思います。