土間から生まれる新しい生活。空間につながりのあるワンルームのような部屋へとリノベーション
ゼロリノベ (設計・施工)
DATA
間取り図
「大人を自由にする住まい」がコンセプト
自分たちの好きなようにつくりたいと思ったことからリノベーションを選択
インテリアが好きな夫妻は、かねてより自分たちの好きなように家を造りたいと思っていました。家を購入すべきか賃貸のまま暮らしていくか迷っていたところ、友人から話を聞いてリノベーションが自分たちには合いそうだと思い中古マンションの購入に踏み切ることに。エリアはアクセスの良さと物件価値が下がりにくいことを考えて選び、駅周辺のほど良い賑わいと、物件周辺の穏やかな環境が気に入ったこのマンションを購入しました。
夫妻とも設計の仕事をしているため、リノベ済み物件ではなく一から自分たちでつくれる自由設計リノベを選択。施工事例を見て、作り過ぎていない感じを気に入ったゼロリノベに依頼することにしました。
ゆるくつながるワンルームのような住まい
コンセプトは「カレーとビールが似合う家」。長く住むならゆるく、そして面白い家にしたいという夫妻の意見を反映し、土間が印象的な仕切りのない住まいを計画しました。
玄関から寝室にかけては土間でつながっており、扉や壁のない曖昧に区切られたワンルームのような間取りに。寝室とリビング側を隔てる壁には窓が設けられ、採光を得るとともにさらに広さも感じさせるようになっています。ワークスペースは玄関土間とリビングの2か所にレイアウト。離れているため、夫妻がリモートワークの際もお互いを気にすることなく仕事に集中することができます。
「部分的に狭くなる箇所をつくらないようにしたから、ストレスのない空間になったのも良かった」と夫。広いリビングでゆったりとした時間を過ごせる住まいに生まれ変わりました。
ビフォー・アフター
MATERIAL
壁:タイル(キッチン)、アクセントクロス(トイレ)
床:土間(玄関、寝室)
INSTRUMENTS
本棚:造作
リノベりす編集部コメント
細かく分かれていた部屋を、緩やかにつながった大きなワンルームのような間取りにしたリノベーション。ワークスペースが離れた場所にあっても扉などで遮られていないので、夫婦がお互いの気配を感じられるのがいいですね。