キッチンに立つのが楽しくなるワンルームリノベ。広さを最大限に活かした回遊動線で快適に暮らす
entrie(エントリエ) (設計・施工)
DATA
間取り図
リフォーム会社の実績に真新しさを追求するリノベーションブランド。
キッチンリフォームからリノベーションへ
Kさんが暮らしていたのは築13年になる約40㎡のマンション。当初はキッチンのリフォームを考えていたそうですが、エントリエに相談したことで間取りも変更できることを知り、リノベーションへ舵を切ることに。
リノベーションにあたってのキーワードは「キッチンが中心」で「友達を呼びたくなる」家。料理が大好きで、もともとキッチンを使い勝手よく変えたいと思っていたKさんに、エントリエは造作のステンレスキッチンを提案。Kさんの念願だったMieleの洗濯機を組み込んで、欧米のアパートメントにあるキッチンのような佇まいになりました。
「食洗機を後から設置できるスペースもわざわざ造作しましたが、住んでみるとキッチンに立つのが楽しすぎて、結局自分で洗ってしまっています(笑)」とKさん。
終の棲家を見据えた回遊動線
Kさんは、2LDKをワンルームに変更し、終の住処としてひとりで住みつづけられる家にしたいという希望も持っていました。そこで不要な壁は全て取り払い、ベッドスペースにあるクローゼットを中心に、家をぐるりと回れる動線を採用。移動が格段にスムーズになりました。
斬新なのは寝室とトイレも兼ねた洗面室との間に扉がないこと。年を取るにつれこの動線のよさが活きてくる画期的なプランです。
「トイレのドアはひとり暮らしだと閉める必要がないんです(笑)。以前は、寝室からトイレへ行くのにドアを4回開けていました。だから必要ないということを伝えましたが、寝室からの動線もいいですよね。老後も楽なのではと感じています」。
好きが詰まった住まいは、帰ってくる度に楽しい気持ちになるというKさん。これからは植物を増やしてジャングルのようにしたいのだとか。
ビフォー・アフター
INSTRUMENTS
キッチン:造作
リノベりす編集部コメント
ワンルームで空間はつながりつつ、あちこちに印象的なインテリアがあって素敵な事例でした。こだわりのキッチンはKさんのライフスタイルがよく反映されていますね。