3世代の家族の距離がグンと近づくオープンな間取りに実家をリノベーション
entrie(エントリエ) (設計・施工)
DATA
間取り図
リフォーム会社の実績に真新しさを追求するリノベーションブランド。
リノベーションで家族のストーリーを紡ぐ
子どもを授かったことをきっかけに、実家のリノベーションを考え始めたSさん夫妻。これまで夫の両親と暮らしてきましたが、数年前に父が入院し、母と自分たち、そして生まれてくる子どもが使いやすい家にしたいという思いが芽生えたのだそう。「敷地内で父が工場を経営したり隣近所にも親族が住んでいたりと、何代にもわたって住み続けていた場所。20年ほど前の建て替えで基礎や構造はやり直したので、今回は建て替えではなく、最初からリノベーションを考えていました」。
リノベーション会社entrie(エントリエ)との出会いはインターネット。施工事例やショールームの雰囲気が気に入り、打ち合わせの予約を入れました。プランをつくってもらったところ、予想を上回る提案や担当者の人柄に魅力を感じて依頼を決めたのだと言います。大切なのは、同じ空間で過ごすこと
希望したのは、3世代がいつも一緒に過ごせる広々とした空間。以前は壁や襖で細かく仕切っていましたが、「子どもが小さいうちは、間取りを広くとっていたほうが後から必要に応じて変えられる」と思ったのだそう。また家の主役となる複数人で立てる大きなキッチンや、1か所にまとめた収納スペースもリクエストしました。
1階はダイニングキッチン+母の部屋、2階はリビング+主寝室+ランドリー兼クローゼット。母の部屋は壁ではなく、目隠しのスクリーンで2段階に仕切り、家族のスペースとゆるやかにつながるプライベート空間に。ダイニングキッチンから2階のリビングへも自然と家族が顔を合わせられる動線で、コミュニケーションがスムーズな住まいになっています。ビフォー・アフター
リノベりす編集部コメント
どんな過ごし方をしていても、常に家族とのつながりを感じられる住まいです。壁も扉も少ないので、家族の出入りも手にとるように分かりますね。