リモートワーク＆リラックス。格納式ベッドと照明で切り替え自在のワンルームリノベーション
エキップ(equip) (設計・施工)
格納式ベッドの周囲を中心に、様々なシーンを演出する照明をプラン。余計な装飾をせず、シンプルにまとめることで、ホテルライクな洗練された空間に。
DATA
間取り図
建築家が手掛けるリノベーション 空間を彩る美しい造作家具が魅力
ベッドと収納家具を一つにまとめてスッキリと暮らす
リモートワークが中心の働き方をしている施主。「日中はスッキリと暮らし、夜はリラックスして過ごせること」をコンセプトに、約40㎡のワンルームをフルリノベーションしました。
ワンルームではどうしてもベッドの存在感が大きくなってしまうため、格納式のベッドを採用。ベッドと壁一面の収納家具を一体化することで、ホテルライクなスッキリした空間をつくりました。
窓際の明るい場所にはゆったりしたソファを置いて、仕事の合間や休日にリラックスするスペースに。デスクのあるワークスペースとは空間を明確に分けて、オンとオフを切り替えられるようにしています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA[/caption]ベッドを壁に格納したところ。日中はベッドが目に入らないので、仕事にグッと集中することができます。
光を効果的にコーディネート
もともとは居室側にあったキッチンは、その他の水まわりとまとめて一室に。さらに玄関から続く壁一面に大容量の収納家具を造りつけて、さまざまな実用的なをスッキリ隠しました。
床は音を遮断・吸収するカーペット、天井は温かみのある羽目板をセレクト。収納家具にはモアレのある面材を使い、リズミカルなインテリアをつくっています。
また、夜のリラックスタイムを楽しめるよう、照明をコーディネート。いくつかの間接照明を組み合わせ、気分やシーンに合わせて変えられるようにしました。自然光だけでなく照明による明るさに変化がつくことで、住まいはもちろん暮らしにもメリハリが生まれています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA[/caption]キッチンをその他の水まわりと一体化することで、生活空間が明るく開放的に。北西と北東の窓から安定した光が入ります。
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OLYMPUS DIGITAL CAMERA[/caption]「別に寝室があるような」雰囲気を醸す、格納式ベッドを取り入れたワンルーム。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA[/caption]カーペットと羽目板の素材感と色合いが、空間に落ち着きをもたらしています。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA[/caption]ベッドを開けば、パブリックスペースが一気にプライベートな佇まいに。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA[/caption]窓があることで狭さを感じさせないキッチン＋水まわり。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA[/caption]光を分散させて、心からくつろげる空間を構築。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA[/caption]ヘッドボード側の照明を組み合わせると、また違った表情に。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA[/caption]シンプルモダンなトイレには、アートを飾って。
玄関まで続く、壁のような収納家具。
ビフォー・アフター
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リノベりす編集部コメント
格納式ベッドを採用することで、空間にも暮らしにも変化をもたせていますね。家で仕事をしていてもベッドをしまう作業によって気持ちをうまく切り替えられそうです。さまざまな陰影が生まれる多彩な照明がリラックス感を高めていると思います。