築13年の戸建てを再生!二人三脚のDIYでコストを抑えたリノベーション
湘南リフォーム (設計・施工)
DATA
間取り図
限られた予算を上手に割りあて、思い通りのリノベーションで居心地のよい場所に。内装の一部を友人と一緒にDIYで仕上げました。工事期間中に現場で作業ができるようにリノベーション会社も協力。自分たちで楽しく手間を掛けたので、愛着もひとしおです。
その人にとっての"最高の家づくり”に真摯に向き合う
自分たちにとって必要なものを、バランスよく取捨選択
築13年の戸建て住宅の購入を機に、リノベーションに踏みきった夫妻。20代の夫妻にとって初めてのマイホームは、「自然素材を使ったあたたかみのある家にしたい…」という思いを抱きながらも、予算も限られていました。その結果、DIYを積極的に取り入れることで夫妻の理想を実現することに。
寝室などのプライベート空間は、友人と一緒に壁を塗り、フロアタイルを張りました。
一方、家族がくつろぐ時間が長く、ゲストを招くパブリックスペースでもあるLDKは、プロに任せ堅実な仕上げに。壁には珪藻土を塗り、床は、オーク無垢材を敷き詰めました。建具や壁一部は自身で塗装し、希望通りのナチュラルであたたかな雰囲気のLDKとなりました。
「DIYを採り入れることで、愛着がわきました!」と夫妻も満足の仕上がりです。
2人にしっくり馴染む、ナチュラルアンティークのインテリア
夫妻が好きなインテリアは「ナチュラルアンティーク」。ホッとする自然素材の温もりと、味のあるアンティークの雰囲気を融合させたミックススタイルです。ナチュラルカラーがベースとなったLDKに、ヴィンテージ感のあるダークブラウンの色合いとアイアンの小物などを選び、スタイルを統一させています。
妻のお気に入りは、吊り戸棚を取り払いリビングダイニングとの一体感が生まれたキッチン。造作カウンター付きのオープンタイプで、2人で並んでも使いやすいレイアウトに。一部をDIYで仕上げたことで、予算をキッチンの設備に回すことができ、念願だったグースネックの水栓も取りつけられました。
ダイニング側には古材風の木目柄のパネルを張り、床はフロアタイルに。アンティークの印象を損ねることなくコストダウンし、お手入れもラクに。
理想のバランスで、自分たちらしい心地よさが感じられる住まいです。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:オーク無垢材(リビングダイニング)、フロア(塩ビ)タイル(キッチン・玄関ホール)
壁:珪藻土(リビングダイニング)
リノベりす編集部コメント
リノベーションするとなったら、予算をいくらにするか考えますよね。夢をかなえるために、限られた予算をどこに重点的に掛けたらよいのか…。夫妻はDIYでコストを抑え、リビングダイニングは自然素材にこだわりを。アイデアと工夫で、自分らしい住まいを手に入れられた好例だと思います。