広がりを感じる、オープンな間取りと回遊動線。戸建てからマンションへの住み替えリノベーション
湘南リフォーム (設計・施工)
DATA
間取り図
その人にとっての"最高の家づくり”に真摯に向き合う
家事動線がスムーズになるキッチンレイアウト
子どもの学区変更をきっかけに、66平米のマンションを購入した施主夫妻。それまでは戸建て住まいだったので、床面積は以前よりコンパクトになったのだそう。そこで4人家族が窮屈に感じることのないよう、間取りや設備を一新。リフォーム済みの物件だったこともあり、使えるものは再利用してコストダウンにつなげています。
窓の位置は動かせないため、リビングダイニングや子ども部屋の配置は既存を活用。家事動線に大きく関係してくるキッチンとウォークインクローゼットは何パターンか提案してもらい、キッチンを中心に回遊性のあるプランを採用しました。行き止まりのない間取りは、家事がラクになるだけでなく、視覚的にも広く感じられます。
子ども部屋はフレキシブルにつくっておく
キッチンは、子どもの宿題や在宅ワークもこなせるカウンター付きの対面式に。コンロとシンクを振り分けたセパレート型を取り入れることで、大容量のパントリーも確保しています。壁を取り払い、ひと続きになったLDKは開放感あふれる空間。ハンモックを吊るす、ゴロンと横になれる畳を敷くなど、子どもが楽しい仕掛けもたっぷり盛り込みました。
まだ子どもが小さいため、現在子ども部屋は家族4人の寝室として利用。将来間仕切ることを前提に、2つのドアを配置しています。それぞれの部屋に分けた時にはリビングの畳コーナーを夫妻の寝室に。独立したスペースになるよう、
天井にロールスクリーン用の掘り込みを造作しています。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:オーク無垢材
壁:珪藻土、タイル(洗面台)
INSTRUMENTS
洗面台:造作
リノベりす編集部コメント
ユニークな配置のセパレートキッチンで、パントリーやスムーズな家事動線を手に入れていますね。実は解体したときに想定外のことがあり、プランを変更したとのこと。リノベ会社との二人三脚で対面式を叶え、暮らしやすい住まいになっています。