床暖房をやめて無垢フローリングに。家族3人で一緒に料理ができる、理想のキッチンを部分リノベで実現！
湘南リフォーム (設計・施工)
蓄熱性のある無垢材のフローリングと、防水性に優れたタイルを組み合わせたキッチン＆ダイニング。作業スペースや通路にゆとりのある、明るくオープンなスタイルです。
DATA
間取り図
その人にとっての"最高の家づくり”に真摯に向き合う
みんなで料理を楽しむアイランドキッチンへ
夫妻ともに料理が大好きな台湾国籍のRさんご一家。子どもも一緒に、家族みんなで使えるキッチンにしたいと、築18年の自宅マンションをリノベーションする計画を立てました。
真っ先に「相談しよう」と思ったのは、かつて友人が家の改装を依頼した、湘南リフォーム。当時Rさんは通訳として初めから終わりまで立ち合い、「クオリティーが良く、やり取りも親切丁寧で信頼できる」と感じたのだそう。
そこでプランナーは、床暖房を活かすペニンシュラ型のほかに、床暖房から無垢フローリングに替えるアイランド型も提案。シンクとコンロを振り分けたII型のアイランド型が気に入り、キッチンスペースを大胆に変えることになりました。
床暖房をやめたことで熱源がある暖かさはなくなりましたが、蓄熱性能のある無垢材を採用することで、心地よい肌触りと温もりのある空間に仕上がりました。
作業スペースがたっぷりとれるII型のキッチン。キャビネット部分も広いので、収納力も抜群です。コンロ下にはゴミ箱を隠せるようになっています。
II型で広く、使いやすい動線をつくる
ダイニングに対面していたキッチンは、リビングや和室を見通せる向きに変更。コンロ側は壁際に配し、シンク側をぐるりと回遊できるアイランド型としました。
また、複数の人が一緒に作業をするときも、ぶつからないですれ違える通路幅をしっかり確保。シンク側には吊り戸を設けず、LDK全体が広く感じられるようにしています。
一方、ダイニングは横に並べ、食卓まで一直線の動線に。配膳や片付けがラクにできるのはもちろん、食卓に座る誰もがキッチンに入りやすく、家族が手伝いやすくなりました。
思い切ったプランによって、家族揃ってキッチンに立てる理想的な住まいをつくり上げています。
LDKに隣接する和室はそのまま使用。今回のリノベーションで無垢材の心地よさを知ったので、いずれ張り替える予定なのだそう。
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シンクとコンロ、冷蔵庫の距離が離れず、動きがスムーズ。
コンロは壁に向かっているので、床や壁のお手入れも楽です。
4方向から使えて配膳などに便利なアイランドキッチン。
友人の家で感触を体験したことで、合板の防音フローリングから無垢材に変更。足だけでなく見た目にも柔らかい、心地よい空間に。
物入れをオープンラックに作り変えて通路を広く。冷蔵庫上の棚はキッチンと同じ面材で造作しています。
リビングから見えるようになったキッチンの壁には、上品なタイルを採用。
キッチン周りの床は本物のタイルに。清掃性とデザイン性を両立しています。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：無垢材（LD）、タイル（キッチン）
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リノベりす編集部コメント
床暖房をあきらめるという決断をしたことで、思い描いていたアイランドキッチンを叶えています。II型なので、スペースを有効に使いつつ、作業性や収納性もしっかり確保していますね。明るい木目の無垢材がとても気持ちよさそうです。