親子で楽しめる「ブックツリー」。将来も見据えたフレキシブルなリノベプラン
エキップ(equip) (設計・施工)
DATA
間取り図
建築家が手掛けるリノベーション 空間を彩る美しい造作家具が魅力
家族の変化に対応する、暮らしやすい間取りに
子どもの成長や家族のライフスタイルの変化に合わせた家で暮らしたいと、今住んでいる自宅マンションのリノベーションに踏み切った施主ファミリー。北側の洋室が物置きになってしまっていたり、和室を使いこなせていなかったりしたことから、部屋の区画を整理し、暮らしやすい間取りにつくり変えました。
南側に大きな窓があるLDKは壁を取り払ってオープンに。入り口には「ブックツリー」と名付けた、親子で共有するライブラリーを設けました。キッチンは壁付けにしてリビングダイニングと連続する空間に変更し、作業台とダイニングを並べて対面にレイアウト。LDK全体にいっそうの広がりが生まれたことに加え、キッチンに立つ人が孤立せず、家族への目配りができるようになっています。
家事も生活もスムーズになった回遊動線
個室は3部屋で、使い方を固定化せずにそれぞれ配分。和室から変えた洋室は、今は子ども部屋として使い、子どもが大きくなったら、ピアノ室や書斎として活用することを想定しています。
北側の洋室は玄関土間を挟んで離れのような書斎に。寝室は最小限の広さとし、その分ファミリークローゼット広くとりました。
リノベりす編集部コメント
ブックツリーがあるLDKは魅力的ですね。本を通して会話が弾む豊かなスペースになっていると思いました。これからの暮らしの変化によって、3つの個室の用途を変えられるプランがユニークです。