ヴィンテージマンションの制約を魅力に変えたフルリノベーション。現在も将来も暮らしやすい住まいへ
エキップ(equip) (設計・施工)


キッチンをできるだけリビングダイニングに寄せて使い勝手を向上。梁が目立たないように天井近くをアールに加工し、印象深いインテリアに。
DATA
間取り図
建築家が手掛けるリノベーション 空間を彩る美しい造作家具が魅力
現在と将来の暮らしをつなげる理想のプラン
結婚後、賃貸住宅に暮らしていた施主夫妻。住み替えをきっかけに、マイホームとして管理の行き届いたヴィンテージマンションを購入し、リノベーションをすることにしました。
もとの賃貸住宅を仲介してもらった縁で、設計・施工はエキップ(equip)に依頼しました。
既存の間取りは玄関ホールが広く、和・洋の個室がある3LDK。77㎡と広さは十分でしたが、大きな梁によって圧迫感を覚える場所があることに加え、水まわりの設備や換気配管、RC壁の制約も。それらをクリアしながら、間取りや動線などを考慮した理想のプランを練っていきました。
家事ラク&収納充実のセミオープンキッチン
将来2部屋に分ける想定の寝室は、リビングからも玄関からもアクセスしやすい配置に。出入り口を2か所に設け、照明や電気、空調等もあらかじめ2系統を引いています。
2人暮らしの現在は、広い空間にデスクを置いて妻のワークスペースとして使用。壁際には大容量の収納も造りつけました。
背面にはカップボードや冷蔵庫のほか、洗濯機も設置。キッチン仕事と洗濯の同時進行がしやすくなるとともに、洗濯機を置かないことで洗面室を美しくみせています。
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リノベりす編集部コメント
制約がたくさんあったとは思えないほど、暮らしやすい間取りと洗練されたインテリアを実現しています。将来2部屋に分ける準備をしておくプランも良いですね。曲線をあちこちに取り入れているので、家全体が柔らかい印象です。