視線の抜けを活かしてリビングと寝室の場所を交換。スペース配分を見直したマンションリノベーション
エキップ(equip) (設計・施工)


オープンキッチンは、玄関ホールと直結のパントリーや洗濯機のある洗面室とのアクセスが抜群。裏には子どものプリントなどが整理できるユーティリティーも。移動を短縮した家事動線が、日々の暮らしを快適にしています。
DATA
間取り図
こちらの事例は、リノベりすの姉妹サイトSUVACO(スバコ)の「専門家紹介サービス【すばこと】」を利用してアドバイザーに相談し、実現されたお宅です。

紹介サービス アドバイザー:竹村のコメント
リノベりすにお問い合わせいただく前に、すでに打ち合わせを進めた会社さんがありましたが、提案力に物足りなさを感じられていて、「こちらの要望をただ取り入れるのではなく、プロ目線で家事動線や子育てを意識した妻と子どもたちの城になる提案を期待したい。」というリクエストをいただきました。
複数社をご提案したなかで、エキップさんに「子育てにフォーカスしていながらも、デザイン性・テイストに過度ではない程よい高級感みたいなものがあり、良いと思いました。全体的に木目調が多くとても気に入ってます。」という感想をいただき、ご相談をおつなぎしました。
途中、間取りの確定段階や仕様決めの段階など、要所要所でTさまとオンライン面談をするなど、おつなぎした後もサポートさせていただきました。
とても素敵な仕上がりの家づくりのお手伝いができたこと嬉しく思います。
建築家が手掛けるリノベーション 空間を彩る美しい造作家具が魅力
いちばん気持ちのよい場所を家族のスペースに
夫妻と子ども3人のTさんファミリー。住み替えのため購入したマンションを、今の生活スタイルと子どもたちの成長にフィットする住まいにリノベーションすることに。
既存の間取りは3LDKで、広さは130㎡超。バスルームとトイレが2か所に設けられ、玄関や個室にゆとりをもたせてありました。そこで5人家族に合うように余分なスペースを見直しながら、周辺の環境や採光・通風などを考慮し、間取りを再構成しました。
また、玄関ホールをコンパクトにしてバスルームを1か所にまとめることで、夫の書斎や独立した子ども部屋を生み出しています。
間取りの工夫で、家事動線がスムーズに流れる
LDKはひと続きにして、その並びにオープンな子ども部屋を配置。子どもが小さいうちは、リビングの中のキッズスペースという位置付けにして、成長するにしたがい、間仕切りを設けて各自のスペースをつくる準備をしています。
キッチンは大きく動かさず、向きを90°変えてオープンに。玄関からの裏動線にもなるパントリーや小さなデスクを置いたユーティリティーとつなげることで、回遊式の家事動線をつくりました。キッチンに隣接する洗面脱衣室には、洗濯機に加え、ガス乾燥機を設置。また天井付けのスチールパイプを洗濯物の仮干しスペースとして活用するなど、家事が効率よくはかどる工夫を盛り込んでいます。
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INSTRUMENTS
キッチン:CUCINA
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リノベりす編集部コメント
リビングと寝室の場所を置き換えることで、暮らしの中心となるLDKの開放感がぐっと増していますね。余分なスペースを改めて見て、3人分の子ど部屋や書斎、家事がしやすい部屋や動線を見事に生み出しています。