間取りの問題点をスキップフロアで解決!インダストリアルとシャビーを融合させたリノベーション
ひかリノベ (設計・施工)
DATA
間取り図
物件・設計・施工管理のワンストップサービスと、その後もつづく安心を。
変えられない外の環境を重視した物件選び
夫婦で将来の暮らしについて話し合う中で、自然とマイホーム購入を考えるようになったWさん夫妻。そこで物件探しからリノベーションまでをワンストップサービスで展開しているひかリノベに依頼をすることに。担当者から「家の中はリノベーションで変えられるけれど、外の環境は変えられないから」とアドバイスを受け、生活環境に重点を置いて物件を探したと言います。子どもがほしかったこともあり、最終的に子育て環境のよい立地にあるマンションを選びました。
「変えられないもの」の一つである、眺望の良さもこのマンションの魅力。42.40平米もある広いルーフバルコニーからは、天気がよければスカイツリーまで見渡せます。「子どもが生まれたらバルコニーで遊ばせたいと考えていて、今から楽しみなんです」と話していた夫妻。実はリノベ中に妻の妊娠がわかり、その夢が実現する日も近そうです。
トイレの配管問題をスキップフロアで解決
LDKを広げるためにネックになったのがトイレの配管。トイレの位置を変更するためには床を上げる必要があり、そのおさまりをどうするかということが問題でした、位置を変えないというプランもあったそうですが、リビングから直接トイレにつながる動線に抵抗があった夫妻は、プランを再考してもらうことに。この配管の問題を解決するために設計担当者が提案したのが、「リビングをスキップフロアにする」というアイデアでした。
和室だった場所を取り込み、キッチンの手前までを高く設定。家の奥に向かって一段低くなっているので圧迫感を与えません。「夜は間接照明ですごしたい」というWさんの希望のもと、段差にはステップライトを取り入れました。足元から立ち上がる光の効果で、空間を立体的に感じられます。
「夜は、基本的にダウンライトは点けず、ほとんど間接照明だけで過ごしています。眩しさを感じず、でも充分な明るさを確保できているのは、この足元からの明かりがあるおかげかな。段差もちょっと腰かけたり出来て便利ですよ。」と夫。ネックになっていたものが、設計者の機転でこの家の魅力に変わりました。
ビフォー・アフター
MATERIAL
壁:クロス(リビング、寝室、洗面室)
天井:躯体現し(LDK)
リノベりす編集部コメント
リノベーション工事中に赤ちゃんを授かったというWさん夫妻。子育てのことを考えた立地と2人の好みを融合させた住まいで、新しい生活が始まるのが待ち遠しいですね。