住まいの形が変わると暮らし方も変わる。5人家族にフィットする戸建てリノベ
湘南リフォーム (設計・施工)
テレビを掛けた壁の向こうが、ピアノや漫画などを楽しむ趣味コーナー。壁際の広いデスクでは子どもたちが並んで勉強することも。リビングにいる親が見守りやすい、絶妙な配置です。
DATA
その人にとっての"最高の家づくり”に真摯に向き合う
ハンモックでくつろぐ、明るく開放的なリビング
実家を受け継ぎ、子ども3人とともに暮らしてきた施主夫妻。子どもが成長したこともあり、間取りや収納が自分たちに合っていないと感じるようになったのだそう。そこで店舗併用住宅の住居部分をフルリノベーションし、5人家族に馴染む住まいに仕立て直しました。
家の中でいちばん気持ちのよい場所は、家族が団らんするリビングダイニングに。日当たりがよく、視界の抜けもある広々とした空間には、誰もが楽しめるハンモックを吊り下げています。そして家族みんなが一緒に、また思い思いにくつろげるよう、ゆったりしたソファや大きなラグを置き、ピアノや漫画に集中できる趣味コーナーとゆるやかにつなげました。
大きな窓から爽やかな風が抜けるリビング。ゆらゆら揺れるハンモックが楽し気な雰囲気を醸しています。
ちょっと隠れ家のような趣味コーナーは、オーク無垢材と珪藻土で心地よい空間に。子ども部屋に光と風を届ける室内窓がアクセント。
キッチンを快適にして、暮らしや家事をスムーズに
リビングダイニングにつながるもうひとつの場所が、5人分の食事を用意するキッチン。位置は変えていませんが、壁を取り払ってダイニングテーブルまでの一直線の動線をつくることで、料理を運びやすくしています。さらに吊り戸を設けず壁面をフラットにし、明るさと開放感もプラスしました。
気になっていた収納は、大量の漫画を趣味コーナーの大きな本棚にまとめ、キッチンや洗面室など細かいものが多い場所にも整理しやすい棚を設置。さらに各個室に新設したクローゼットで、自分たちの衣類を管理するようにしました。適切な収納のおかげで家全体が片付き、暮らしや家事がスムーズに流れるようになっています。
2面採光に加え、リビングダイニングとの間仕切りがなくなり、明るさが増したキッチンスペース。
長年愛用してきた無垢のテーブルが映えるダイニング。明るいオーク無垢材の床に濃色の家具が映えています。
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オープンなリビングには自然と家族が集まり、お互いを感じながらくつろぎます。家具やモノは少なくしてすっきり感を出しました。
経年変化も楽しみな無垢扉のキッチン。白いサブウェイタイルで、清潔感のあるおしゃれな空間に。
キッチン収納は家族5人の食器が収まるよう壁一面の大型サイズに。オーク無垢扉とチェッカーガラスを組み合わせています。
壁いっぱいのデスクと本棚を造りつけた趣味コーナー。無垢材の板張り天井と床、木の風合いを活かした家具が心地よい。
廊下に並ぶブルーグレーのドアは子ども部屋への入り口。LDKとは吹き抜けで対面しており、FIX窓を通して部屋の出入りが分かります。
壁の一面にブルーグレーの壁紙を選んだ子ども部屋。アンティークのデスクやブルーのベッドリネンとも好相性。
可動棚を設置したコンパクトなスペースを学習机として活用。床材は少しずつ色味の異なる木目の塩ビタイルに。
一人掛けのソファやアートなどで自分好みの空間へ。開閉可能な室内窓で、趣味スペースとつながっています。
子どもの成長とともに使う時間が重なって混雑していた洗面台。2ボウル、ミラーキャビネットを備え付けて改善しました。
カウンター付きの手洗い器や塩ビタイルの床で利便性を高めたトイレ。LDKと同様ナチュラルなスタイルに。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：オーク無垢材、塩ビタイル（子ども部屋）
壁：珪藻土
天井：無垢羽目板（趣味コーナー）
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リノベりす編集部コメント
リビングダイニングと趣味コーナーがうまく配置されていることで、お互いが快適に過ごせる程よい距離感を見つけられそうですね。子どもが成長し、家の中身も変わり、それぞれが自由な暮らし方ができる空間になっています。