可変性のあるミニマルな子ども部屋。家族が自然にコミュニケーションできる住まいにリノベーション
エキップ(equip) (設計・施工)
DATA
間取り図
建築家が手掛けるリノベーション 空間を彩る美しい造作家具が魅力
現在と将来の暮らしをつなぐアイデア満載のプランに
4人の子育てをしながら、マイホーム購入を計画した施主夫妻。快適な子ども部屋や好きなインテリアを叶えたいと、中古購入+リノベーションを選びました。
手に入れた築14年のマンションは、既存の間取りを活かしつつ全面改装。リビングダイニングを中心に子ども部屋を配置し、自然にコミュニケーションが生まれるようにしています。子ども部屋はワンルームにドアを2か所設置したり、キッズスペースにルーバードアを取り付けたりすることで、成長に合わせて部屋を仕切れるプランを採用。現在はリビングとひと続きのキッズスペースには、ハシゴで登る吊りベッドを設けて生活空間を広げています。
ブルーグリーンを差し色にしたシンプルモダンな空間
大きな窓から日差しが入るリビングダイニングは、直線的なラインを用いたシンプルでモダンなスタイル。白を基調にすっきりした木目やブルーグリーンを取り入れることで、クールな中に軽やかさも感じられ、明るく開放的な印象です。フローリングはこだわりの特注色。ガラスのテーブルや白いチェストなどスタイリッシュな家具が、ニュアンスグレーの床に映えています。
ぱっと見には壁のようなテレビボードは、子ども部屋のドアと一体のつくり。ホワイトオークの天然木突き板を厳選し、目をぴったり合わせることで繊細なデザインになりました。また取っ手のないフラット扉や壁内配線などを駆使してスッキリ感を出しています。
ビフォー・アフター
リノベりす編集部コメント
子ども4人の6人家族が仲よく暮らせる住まいですね。現在は空間を広く使い、個室が必要な時期には独立したスペースがつくれる、理想的なプランだと思いました。吊りベッドやハンモックなど楽しい仕掛けがいっぱいです。