水まわりの位置を変えずに間取りを再構成。将来の暮らしに備えたワンストップリノベーション
エキップ(equip) (設計・施工)
DATA
間取り図
こちらの事例は、リノベりすの姉妹サイトSUVACO(スバコ)の「専門家紹介サービス」を利用してアドバイザーに相談し、実現されたお宅です。
紹介サービス アドバイザー:加藤のコメント
お好みのイメージを画像で共有いただいたので、各社の事例の中でお好みに合いそうな事例のURLも一緒に、ワンストップで物件探しから対応ができる4社をピックアップしてご案内しました。
特徴や事例はすべて気に入ってくださいましたが、同じワンストップ対応の会社でも物件探しの方法や関わり方は各社少しずつ違うので、全ての会社とお打ち合わせをし、ご相談先を絞り込んでいただくことに。
その中で、担当者が不動産・設計と一貫して対応する点や、テイストや事例にお好みのものが多いことから、エキップさんにお願いすることに決められました。
2021年7月にお問い合わせをいただいてから、エキップさんと運命の物件を見つけらるまでに2年。ご自身の理想をしっかりと深掘りされ、専門家との相性なども踏まえて真剣に向き合って検討されてきたことが、今回の素敵なリノベーションにつながったのではと感じています。
建築家が手掛けるリノベーション 空間を彩る美しい造作家具が魅力
3面採光のマンションを最適な間取りに
2人暮らしの施主夫妻は、将来家族が増えることも考え、マイホームとして中古購入+リノベーションを決意。物件探しから契約、リノベーションまで一連をスムーズに進行させたくて、ワンストップで依頼できるエキップを家づくりのパートナーに選びました。
購入したのは、3面に大小の窓があり、採光も通風もしっかり確保しているマンション。間取りの自由度は高いものの、ほぼ中央に位置するパイプスペースによって排水経路などに制約がありました。そこで、キッチンや洗面室の位置はほぼ変えず、部屋の線引きを変更。玄関を入って東側にある個室の壁を取り払い、多目的な玄関土間と、書斎(将来の子ども部屋)に分割しました。
西側の主寝室にはウォークスルークローゼットを配置。身支度がラクになるだけでなく、玄関から直接、洗面脱衣室に入れる便利な裏動線にもなっています。
住むほどに味わいが増す、素材感のある内装材
LDKは和室を取り込み、キッチン前の壁も撤去して広々とした空間に。もと和室の少し低い天井を活かし、落ち着いたリビング兼ワークスペースをつくりました。
内装の仕上げには、素材感のある塗装やタイル、木材を採用。ダイニングのコーナー収納やリビングの天井などにも節目のない木目を使い、経年変化を楽しめる洗練された空間をつくり上げました。
また、照明器具を天井に取り付けず、間接照明やブラケットを用いることで、シーンに合わせた雰囲気づくりができるようにしています。
ビフォー・アフター
リノベりす編集部コメント
キッチンや洗面台の位置を動かさずに、暮らしやすい間取りが実現しています。裏動線、回遊動線、アール壁など、人が動きやすい工夫がよいですね。天井に照明器具がないので、空間全体がすっきりしています。