親子で楽しむ「ブックカフェ」がコンセプト。住み慣れた賃貸物件を買い取ってフルリノベーション
インテリックス空間設計 (設計・施工)
ブックカフェをイメージした本棚&ワークスペース。廊下にも本棚を設けて家族みんなの本をすべて収めました。時間を忘れて趣味に没頭できるスペースがあることで、家で過ごす時間が充実したものに。
DATA
間取り図
「すべての人にリノベーションで豊かな生活を」
ワークスペースの壁に大容量の本棚を
賃貸で住んでいたマンションをそのまま購入したOさん夫妻。
「借りている時は好きにできませんでしたが、購入を機に今まで感じてきた不満を解消しつつ、子どもの成長に合わせて使い方を変えられる家にリノベーションしました」
家族揃って本好きなOさんがイメージしたのは、みんなが楽しめる「ブックカフェ」。リビングの一角を大きな室内窓のある壁で仕切り、フルリモートで仕事をする夫のためのワークスペース+壁いっぱいの本棚をつくりました。
さらに設計するなかで生まれた廊下の隙間にも小さな本棚をプラス。大小2つの本棚は、親子が本を通してふれあえる豊かなスペースになっています。
憧れをカタチにして毎日を心地よく
キッチンは位置を変えず、使い勝手を大きく改善。妻が一番こだわった場所なので、日々の一連の作業を振り返り、素材やレイアウト、収納、動線とあらゆることに目配りしてプランしました。
カウンターの素材は以前から気に入っていたモールテックスを選択。ダイニングテーブルの横につくった作業カウンターは、配膳や片付けに便利なのはもちろん、キッチン用品やゴミ箱の収納と妻がダイニングで仕事するとき用のコンセントを設けています。
オープンなキッチンから収納たっぷりの洗面室、現在はファミリークローゼットになっている洋室を一列に配置。引き戸やロールスクリーンを開けておけば、ぐるりと回遊できるレイアウトです。
動線の見直しに加え、リビングドアには自然光を通すガラスを採用。奥まで自然光が届くようになり、洗面室や玄関の明るさがグッと増しています。
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リノベりす編集部コメント
壁いっぱいの本棚と大きな室内窓、シンプルなデスクがある風景はまさにブックカフェのようですね。使い勝手の良いキッチンや家事動線が暮らしやすさを高めています。