リノベーションで叶えるクラシカルなホワイトインテリア
SHUKEN Re(シュウケンアールイー) (設計・施工)
白とウォルナットを基調とした上品なダイニング。建具や部材の選び方も、クラシカルな住まいづくりに一役買っています。
DATA
間取り図
お住まいだった賃貸マンションが手狭となったことで、新しくマンションのご購入を検討されたK様。お子様が通う保育園への通園圏内でよりよい物件を探す中、以前から住んでみたいと気になっていた、外観がクラシカルな佇まいのこちらの物件が販売されていることを知り、購入することに。築年数や傷み具合、価格などに迷いはありましたが、リノベーションすることを前提に購入のご決断をされました。
造作家具も自社製作だからよくばりなリノベーションが実現
物件の魅力を最大限に。上品でクラシカルな住まいづくり
購入を決めた物件は、クラシカルな外観のメゾネットタイプのマンション。外観は上品で、それでいて堅苦しくないのびのびとした雰囲気。そんな雰囲気を活かして現代風にアレンジしたいというのがK様の要望でした。その要望を叶えるべく、SHUKEN Re(シュウケンアールイー)は洗練されたモダンな住居を多数手がけている、カガミ建築計画・各務氏を設計アドバイザ―として起用。マンションのリノベーションながら、まるで注文住宅のような仕上がりが実現しています。
玄関から続く白を基調とした上品な内装はとても心地よく、天井や開口の回りに施されたモールディング、気品に溢れた美しい木目のウォールナット材など大人の邸宅という雰囲気。窓からの光や、計算された照明デザインは、まるでリラックスした空気が家全体を包んでいるかのような印象をもたせています。
ダイニングは白を基調としたクラシカルな雰囲気。キッチンのカウンター扉はウォルナット材で造作されており、ダイニングの雰囲気にもマッチしています。
落ち着きのある空間に加えるアクセント
内装は白とウォルナットを基調とした全体的に上品なテイストでまとめられていますが、実は素材や色による遊び心があちこちにちりばめられています。
例えば、キッチンカウンターの天板はクオーツという石を採用。天板としてはなかなか見られない珍しい素材ですが、石目柄が美しく、扉に使われているウォルナットや壁のタイルとも絶妙な色合いで調和しています。また、ダイニングのキャビネットも、キッチンカウンターの扉と同じウォルナット材ですが、こちらは各務氏のアドバイスにより、敢えて左右の空きを設けて軽い雰囲気のデザインとしています。リビングダイニングには、ブルーやグレーのカラーガラスを採用した収納を造作し、この家のシンボルとなるコーナーとしました。
「夕暮れ時に、キッチンやダイニングスペースにいるととても心地よくて落ち着くんです」と奥様の言葉通り、上品なテイストの中に遊び心を加えることで、より居心地のよい空間が生まれました。
ダイニングの一角に造作された収納には、カラーガラスを採用。白を基調とした中に、印象的なアクセントとなっています。
そのほかの画像を見る
キッチンはクオーツのカウンターにウォルナットの扉でSHUKEN Reがオーダー製作したもの。窓からの光できらめく、美しいキッチンです。
階段スペースの吹き抜け部分。縦長の窓と天井からの照明も、クラシカルな雰囲気を漂わせています。
ハーフユニットバスを採用し、タイルを贅沢に使った浴室。洗面所との仕切りはガラス貼りにし、ホテルのような仕上がりです。
玄関ドアから続く廊下と階段。床は色味を揃え、異なる素材で仕上げられています。上品な照明デザインは個人宅とは思えない雰囲気。
プロデュース会社：howzlife(ハウズライフ)の事例情報は、母体会社SHUKEN Re(シュウケンアールイー)へ統合いたしました。
MATERIAL
キッチンカウンター：クオーツ
キッチンカウンター扉、ダイニングキャビネット扉：ウォルナット材
この事例のリノベーション会社情報をみる
SHUKEN Re(シュウケンアールイー)
中心価格帯
対応エリア
リノベりす編集部コメント
本当に個人宅なのかと疑いそう。まるでホテルのように上品な仕上がりのお宅で、うっとりと眺めてしまいます。奥様が、ここに居ると落ち着くと仰るのもうなずけます。シンプルながら、一つ一つのデザインや素材がよく吟味されており、時間が経っても、この家のもつ雰囲気は変わることはなさそうですね。せわしない日常の中でも落ち着いた気持ちで過ごすことができそうです。