住まいに求めたのは「暮らしやすさ」~国産スギのぬくもりを感じる住まい~
インテリックス空間設計 (設計・施工)
DATA
間取り図
結婚を機に新居を探していたY様ご夫妻は、田園都市沿線にある築28年のマンションの最上階の一室をリノベーションして住むことに決めました。決め手になったのは、ご夫妻の求める暮らしやすさを実現できる「町」であったことと、見学した際に同じマンション内のリノベーション済みのモデルルームの内装が気に入ったからでした。自分たちの思い描く暮らしを、中古物件をリノベーションすることで予算内で叶えられることが魅力だったそうです。リノベーションだとデザイン重視になってしまうのではという不安もあったそうですが、実際に出来上がった住まいは「暮らしやすさ」を兼ね備えた素敵な住まいとなりました。
奥様には小さいころから「国産スギ材を使った家に住む」という夢がありました。 今回のリノベーションで最優先されたのは、国産スギを使ったフローリングを敷くことでした。 スギ材の魅力は、美しい節と柔らかく温かみがあり、香りが良いことに加え、吸湿性があり、空気の浄化作用にも優れていることです。 性質上汚れや傷がつきやすいスギ無垢材の対策として、蜜蝋ワックスを塗ってお手入れをしておくことで汚れにくくなり、経年変化として表面に馴染みが出てきます。「忙しい毎日をいかに心地よく過ごせるか」を住まいの理想とされていたご夫妻にとって国産スギのフローリングは木のぬくもりと癒しの香りを与えるものとなりました。
「暮らしやすさ」の面では、将来家族が増えることも想定しての間取りの改変に注目。必要な部屋数は確保しながら広々と生活できる間取りにするため、3LDKを2LDKにしました。和室だった部屋は将来の子ども部屋にと洋室にし、家族だんらんができるLDK部分は洋室を一部屋削って広く設定。キッチンもオープンスタイルのキッチンにすることで、以前の間取りの時よりも生活動線がよくなり収納力もアップしました。キッチンや浴室は1cm単位で調整し、限られた空間を最大限有効に活用できるように考えられています。細部にまで暮らしやすさを反映された住まいには、「快適に過ごせる住まい」としての成功例がたくさん詰まっています。
白×パステルカラーで癒し効果のある空間に
白が基調となった部屋の1面の壁だけパステルカラーのクロスを貼ることで、部屋全体の印象が優しいものとなっています。ソファに座ったときやちょっとした動線の中で目に飛び込んでくるパステルカラーには、心をほぐす癒し効果があります。「忙しい毎日の中で快適に過ごしたい」「オフタイムに心地よく過ごせる住まいがいい」と望まれるご夫妻にとっては、このパステルカラーの採用もその思いを実現させる一つの方法となりました。
★リノベりすコメント★スギの節のあるフローリングの少し表情のある感じと白やパステルカラーの優しい色合いとの調和が、何とも言えない居心地の良さを演出しています。見た目の素晴らしさだけでなく、現在の日常での快適さに加えて、これから変化していくお二人の生活スタイルを想像しながらリノベーションされている点にとても魅力を感じます。
【設計・施工 インテリックス空間設計】「きもちまで測るリノベーション」でお客様一人ひとりの「理想の住まいを」実現します。この会社のプロフィールページを見る
MATERIAL
フローリング:国産スギ