入居2年めのフルリノベーション。北欧ヴィンテージ家具の似合う、シャープ&シックな空間に
SHUKEN Re(シュウケンアールイー) (設計・施工)
DATA
間取り図
造作家具も自社製作だからよくばりなリノベーションが実現
気に入った施工事例のプランナーを追いかけて
2歳の娘と愛犬ハムくんと暮らす、ともにIT関連の会社に勤めるMさん夫妻。結婚当初は1LDKの賃貸住まいでしたが、娘の誕生に合わせてもっと広い家で暮らしたいと、同じエリアで物件探しを始めました。20~30件の内見を経て、ようやく出会ったのが今のマンション。「縦長の物件が多いなか、ワイドスパンの間取りが『どストライク』で即決でした」。
ひとまず引っ越し、子育てが落ち着いてきた頃、リノベーションを計画。「ネットサーフィンを徹底的にやるタイプ」という妻の気に入ったのが、SHUKEN Re(シュウケンアールイー) の施工事例で、好みのデザインを手掛けたプランナーもチェック。自分たちのリノベも担当してもらい、一緒にプランを練っていきました。モルタル壁と格子戸がシャープ&シックな空間を演出
リノベのテーマは「ほっこり感は出さずに、シャープ&シックなカッコいいテイストに」。北欧ヴィンテージのサイドボードが目を引くLDKは、仕上げ材として壁はモルタル、天井は板張りを選択。「日当たりのよい明るい部屋なので、内装に少し暗くなる要素を入れてちょうどいいバランスになった気がします」と夫妻も大満足の仕上がりです。
LDKに隣接するワークスペースは、クリアな格子戸を間仕切りに。黒いアルミフレームとアクリルの製品を選ぶことで、デザイン性と安全性を両立しています。大きなデスクではふたり並んで在宅勤務の日もありますが、オンライン会議の時には子ども部屋と分かれて作業することも。そんな時バーチャル背景を使わず格子戸をそのまま見せると、カフェにいると間違われるのだそう。細部にまでこだわったシャープ&シックな空間は、Mさん夫妻にとって「快適で最高」の住まいになりました。ビフォー・アフター
MATERIAL
床:複合フローリング(ニッシンイクス複合チーク/LDK、洋室)、フロアタイル(東リピエスタ/水まわり、WIC)
壁:漆喰・珪藻土(LDK、玄関、廊下、パントリー、書斎)、クロス(リリカラLB9444/洋室、WIC、洗面所、トイレ)、タイル(名古屋モザイク華窯ボーダー/キッチン)、コペンハーゲンリブ(キッチン腰壁)
INSTRUMENTS
キッチン:クリナップ/ステディア
浴室:TOTO/WGシリーズ
洗面:LIXIL/ルミシスセレクト
トイレ:TOTO/ネオレスト
リノベりす編集部コメント
モルタルやタイルなどのクールな素材にレトロ感のある樹種を絶妙に合わせて、夫妻の好きなテイストが完成しています。ワイドスパンで使い勝手のいい部屋のかたちを活かし、インテリアに「好き」をたっぷり詰め込んでいますね。