ポイントを絞って色や素材に遊び心を。2つの子ども部屋を設けたナチュラルスタイルリノベーション
SHUKEN Re(シュウケンアールイー) (設計・施工)
リビングダイニングとひと続きに、家族が一緒に料理を楽しめるオープンキッチンを配置。ナチュラルスタイルを基本にしつつ、黒いキッチンやピンクのパントリーなどで個性を発揮しています。
DATA
間取り図
造作家具も自社製作だからよくばりなリノベーションが実現
ワンストップサービスを利用し、希望のエリアで物件を購入
子どもの成長とともに、持ち家のマンションが手狭に感じられるようになったAさん夫妻。息子が希望の中学校に進むためにも、同じエリアでの住み替えが必要になりました。
中古リノベに憧れていた夫妻が見ていたのは、Instagramのリノベ事例。その中で一番好みに合った家が、SHUKEN Re(シュウケンアールイー) が手掛けたものだったことから、迷わず相談に出向きました。物件探しはもちろん自宅の売却も必須だったため、ワンストップサービスを大いに活用。
「広さは70㎡以上、ペット2匹OK、できれば3階くらいの低層階という条件で探しましたが、エリアが限られていることもあり、選択肢はそれほど多くありませんでした。今住んでいるマンションを見に来た時には、1階だけれど広い庭があって、犬と暮らすにはいい環境かも、と思って購入を決めました」
和室を取り払い、開放的なリビングダイニングに。外にはタイル敷きのテラスと緑あふれる庭が広がっています。愛犬2匹も庭に出してあげると大喜びなんだそう。
華やかなアクセントを取り入れたナチュラルなインテリア
インテリアは、妻がイメージしていた「頑張りすぎないナチュラルスタイル」に。家全体はシンプルをベースにしながら、ポイントを絞って色や素材、デザインで変化をつけることで、洗練された空間をつくり上げました。
リビングにはガラスシェードの照明やウッドフレームの室内窓を取り入れ、中央にはネイビーのソファを配置。レトロなタイルと小さなシャンデリアを選んだ洗面スペース、ウィリアム・モリスの壁紙を張ったトイレなど、それぞれのスペースに華やかさも加えました。家族で料理が楽しめるオープンキッチンは、ナチュラルカラーではなく、あえて黒を選択。ピンクで彩られたパントリーとのコントラストが、日常的な空間であるキッチンのイメージを一新しています。
家族が一緒に作業するときに、スムーズに移動できるキッチンプラン。人と人とがぶつからないですれ違える通路幅を確保しました。
キッチン奥には冷蔵庫も置けるパントリーを配置。反対側には、キッチンカウンターに続けてダイニングテーブルを並べています。
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グレージュのアクセントクロスが印象的なリビング。アイアンバーには観葉植物を吊るしています。
滑りにくいフローリングを選ぶことで、愛犬の足腰への負担を軽減。Aさんは傷にも強いと感じているのだそう。
パントリーのクロスは落ち着いたピンクに。可動式の白い棚は使い勝手がよく、空間のアクセントにもなっています。
リビングと子ども部屋の間に設けたウッドフレームの室内窓。エアコンの空気が届くよう、上部を開閉式に。
子ども部屋はそれぞれ最小限のスペースを確保。娘の部屋は室内窓を曇りガラスにして、プライバシーに配慮しました。
ロフトベッドとデスクを並べて自分だけの空間に。
息子の部屋のベッド側には小さな室内窓を取り付けました。
室内窓とつながっているのは、玄関土間のワークスペース。リビングから離れているので、仕事や趣味に集中できます。
玄関ホールの左手がワークスペース。少し段差を付けてエリアを分けました。
脱衣室を広く使うため、廊下にプランした洗面台。
トイレはウィリアム・モリスの壁紙をアクセントに。
シンプルな空間に上品なファブリックで華やかさをプラス。
真鍮製のトグルスイッチ。細部にまでこだわりが詰まっています。
MATERIAL
床：フローリング（朝日ウッドテック・ホワイトオーク）
INSTRUMENTS
キッチン：Panasonic
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SHUKEN Re(シュウケンアールイー)
中心価格帯
対応エリア
リノベりす編集部コメント
ナチュラルな明るい空間に、黒やピンクなどの色味、さらに装飾性のある照明や室内窓が加えられて、魅力的な住まいになっています。家族みんなで料理を楽しめるオープンキッチンも、可愛らしい子ども部屋も、居心地が良さそうですね。