愛犬とハッピーに暮らす、団地リノベーション
SHUKEN Re(シュウケンアールイー) (設計・施工)
DATA
間取り図
造作家具も自社製作だからよくばりなリノベーションが実現
幾度の住み替えを経てたどり着いた中古リノベ
夫妻ともに以前は外資系企業に勤務し、アメリカで暮らしていたこともある50代のMさん。横浜の新築マンション、山口県の古民家を経て、妻の実家に近く馴染みがある横浜で、スケルトン物件の購入×リノベーションに踏み切りました。物件探しやプランニングは、ほぼ山口県からのリモート。前職ではオンライン会議も日常的だったので、依頼先のSHUKEN Re(シュウケンアールイー)との打ち合わせもスムーズに進みました。
希望したのは、愛犬がのびのび過ごせること。元気に走り回れるようにリビングダイニング~寝室~キッチンをぐるっと回れる動線をつくったり、滑りにくく、傷がついても気にならない足場板を床に使ったりして、犬も人も自然体で暮らせる工夫を盛り込んでいます。
窓辺のテラスを愛犬のリラックスポイントに
間取りは広々としたLDKを中心に、個室を対角線上にレイアウト。LDKの一角には、もとの間取りを活かして愛犬用のインナーテラスをつくっています。そこには小ぶりのソファに加え、犬のトイレも設置。床の素材をフロアタイルにしたことで「ちょっと失敗しても掃除がラク」なのだそう。寝室はLDKとキッチンからアクセスできる回遊動線でつなげ、犬がぐるりと走り回れるように。一方書斎は玄関横にとってLDKから離し、集中できるようにしました。フリーランスで働く夫はもちろん、ペットのおやつ製造&販売を始めた妻のストック場所として活用してます。
「住み心地は大満足。犬たちが快適そうなのが何より嬉しい」と語るMさん。スケルトン物件に一からプランニングし、人も犬も居心地のよい理想の住まいを実現しています。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:足場板(WOODPRO・鉄サビキャラクター/LD、廊下、収納一部)、フロアタイル(サンゲツ/トイレ、洗面、キッチン、テラス、収納一部)、クッションフロア(東リ/寝室、WIC、書斎)、モルタル(玄関)
壁:クロス、タイル(キッチン一部)、塗装(躯体現し面)
INSTRUMENTS
システムキッチン:サンワカンパニー(グラッド45)
システムバス:TOTO(マンションリモデルWG-D)
洗面:シンク・TOTO(SK7#NW1小型流し)、混合栓・カクダ(128-105)
トイレ:LIXIL(サティスGタイプ)
手洗い器:KAWAJUN(HL-029)
リノベりす編集部コメント
愛犬と楽しく、自由に暮らせる住まいですね。インナーテラスや足場板の使用など機能面が充実していることに加え、インテリアのセンスも抜群。シンプルで温かみのある空間は、人にも犬にも心地よく、ずっと家にいたくなりますね。