ルーフバルコニーを取り込み3方向からの光を楽しむリビングへ。2つの動線で風通しよく暮らせるマンションリノベ
エキップ(equip) (設計・施工)
DATA
間取り図
建築家が手掛けるリノベーション 空間を彩る美しい造作家具が魅力
一日中、自然光が差し込むリビングダイニング
ともに建築関係の仕事をしている施主夫妻。自分たちの家づくりでは、物件探しから契約、リノベーションまでの一連をスムーズに進行したくて、物件探しから設計・施工までを一貫して行ってくれるワンストップの会社・エキップ(equip)を選びました。
購入したマンションは、北面に広々としたルーフバルコニーが広がる3面採光の87㎡。もとの間取りでは、LDKが東向きで午後は薄暗く、またルーフバルコニーとのつながりがないことで、せっかくの開放感を得られていませんでした。そこで、リビングとダイニングをルーフバルコニーとつながる北側に移動。北面の窓だけでなく、東面や西面の窓も組み込んだ大空間をつくり、朝から夕方まで自然光を楽しめるようにしました。
収納、ファミリークローゼットを兼ねた裏動線
キッチンをはじめとする水まわりは、家の中央に集約。パイプスペースの位置から導き出した配置ですが、玄関からリビングに向かう主動線と寝室に向かう裏動線と、生活動線の分岐点にもなっています。
裏動線は、生活用品をたっぷり収納できるオープン棚、そしてウォークスルークローゼットが続き、寝室へ。寝室の隣りには、将来子ども部屋にする予定のワークスペースをつくりました。
洗面室など各部屋の扉には引き戸を採用。風通しを自在に調整し、湿気のこもらない開放的な住まいをつくり上げています。
ビフォー・アフター
リノベりす編集部コメント
家族で過ごす時間が長いLDKが、ルーフバルコニーとつながることで、光と風が入る気持ちの良い空間に生まれ変わっています。水まわりの位置をほとんどそのままなのに、家の使い勝手はグッと良くなっていますね。