生活リズムが違う二人の動線計画。リノベーションで暮らしやすい間取りに
インテリックス空間設計 (設計・施工)
DATA
間取り図
「すべての人にリノベーションで豊かな生活を」
大切なのは、同じ空間で過ごすこと
家で過ごす時間を大切にしているという、そろってインドア派のKさん夫妻。大好きなリフォーム番組を見ながら「間取りを変えれば暮らしも変わる」と以前から感じていたといいます。リノベーションでは生活動線にあった間取りにしようと、好みの事例を見つけて数社に相談。意外性のあるプランを提案してくれた、インテリックス空間設計に依頼を決めました。
テーマのひとつは「家にいられる時間はできるだけ同じ空間で過ごしたい」。ふたりとも仕事をもち、生活リズムが異なっている夫妻ならではの希望でした。そこで3つの部屋とキッチンの壁を取り払い、ひと続きの大空間に変更。思い思いに過ごしていても、お互いの気配を感じられるようにしました。
収納・動線を整理して片付いた住まいに
メインの空間には、リビングダイニングとキッチンに加え、ワークスペースをレイアウト。以前から持っていた本棚を活かし、それを背にふたり並んで作業ができるデスクを置きました。そして隣の白い壁のスペースにはウォークインクローゼットを。夫妻の生活リズムが違うため、どちらかが寝ているときに音を立てないよう、あえて寝室と離しています。また、室内干しができるランドリールームと隣接しているので、洗濯物がすぐ片づけられ、家事の時短にもつながりました。
本棚、ウォークインクローゼットとともに、使いやすい収納をしっかり確保。収める物の奥行きを考慮した棚など、自分たちの暮らしに合わせることで「すっかり片付け上手です」と笑顔で語るKさんです。
INSTRUMENTS
洗面台・洗面台収納:既存
トイレ・トイレ収納:既存
リノベりす編集部コメント
大きなワンルームの中に、くつろげるソファスペースや食事をする場所、オープンな書斎など、変化のあるコーナーが配置されていますね。「生活リズムが違うからこそ、家にいる時は同じ空間で」という考えのもと、素敵な住まいが完成しています。