リモートワークで都心から離れてゆったりと暮らす。念願のワークスペースをリノベで実現
インテリックス空間設計 (設計・施工)
DATA
間取り図
「すべての人にリノベーションで豊かな生活を」
ワークスタイルの変化が暮らしを見直すきっかけに
勤務先へアクセスのよい都心の賃貸住宅に暮らしていたKさん家族。夫婦揃ってリモートワークがメインとなり、web会議の時間が重なるとお互いが居場所に困るようになったのだそう。
「お互い落ち着いて仕事ができるスペースが必要になりました。出社は週に1~2日だけ。それなら都心の狭い賃貸よりも郊外にゆったりした家を買おうと、実家近くの街で暮らすことにしました」と横浜の中古マンションを購入し、フルリノベーションをすることに。
念願のワークスペースは寝室の一角に造作。視線は遮りつつ空間をつなげる、程よい高さの間仕切り壁を立ててゾーニングしています。「空調をエアコン一台で整えたかったので、寝室の中にワークスペースを作りたいと思いました」とKさん。壁があることでこもり感が生まれ集中できる空間になりました。今はその日の仕事内容に合わせて夫婦で交互に使用しているのだとか。
子どもを見守れるオープンキッチン
キッチン、リビングダイニング、和室はひとつにまとめて家族でゆったりとくつろげる広々LDKに変更。和室だったスペースの一部を子どもの遊び場所としました。
対面にしたオープンキッチンからはLDをぐるりと見渡せるため、子どもを見守りつつ家事をすることができます。
Kさん夫妻のこだわりが詰まったキッチンはグラフテクトを採用。「このスタイリッシュなキッチンを絶対に入れたいと決めていたのですが、建築士さんにはサイズに合わせて、通路幅やドアのスペースをかなり調整してもらいました。イヤな顔ひとつせず、何度も図面を描き直してくれたのが印象に残っています」。
賃貸で暮らしていた際に感じていた生活の中のストレスが、リノベで全て解消したというKさん夫妻。家で過ごす時間が増えても毎日が快適なのだとか。夫婦で妥協せずプランを決めていったことで、すみずみまで納得の住まいとなりました。
MATERIAL
床:クルミ無垢材(LD、廊下、洋室3(キッズスペース))、オーク複合フローリング(洋室1+ワークスペース、洋室2(子ども部屋))、フロアタイル(キッチン、洗面室、玄関、トイレ)
天井:板張り(廊下)
リノベりす編集部コメント
スタイリッシュな要素も取り入れつつ、木のぬくもりを感じるデザインが素敵ですね。廊下の天井を板張りにしたことで上質さとくつろぎ感が高まっています。