無垢の木に心地よく包まれる住まい。リノベで愛犬もハッピーに！
湘南リフォーム (設計・施工)
生活感の出る日用品はパントリーや玄関収納にしまい、すっきりした生活空間を実現。余白があるからこそ植物や花が引き立ち、また犬も人ものびのびと過ごせます。
DATA
間取り図
その人にとっての"最高の家づくり”に真摯に向き合う
光と風は通して音は入りにくい、快適な寝室を叶える
マンションの購入をきっかけにリノベーションを考え始めた施主夫妻。キッチンと浴室の交換は必須だと思っていましたが、キッチンはまだ新しく廃棄するのはもったいない状態でした。そこで既存のキッチンを活かしながら、また愛犬のいる自分たちのライフスタイルに合った間取りを検討することに。設計・施工は自然素材のリノベーションに定評のある湘南リフォームに依頼しています。
もともと1LDKで部屋数は足りているものの、個室には窓がなく、寝室として使うには少々狭い空間でした。そのため広くて明るいLDKの一角で、外部音が気にならない場所に寝室を移動し、コーナー2か所に回転する室内窓を設置。採光と通風を確保しつつ、穏やかに眠れる環境を整えています。
寝室を配すことで、以前より床面積が減りましたが、明るい木目のフローリングと白い壁、木枠の室内窓が圧迫感を軽減しています。視線が奥まで通るので、開放感もそのままです。
気持ちよく、暮らしやすい、カバ（バーチ）無垢材の床
床の仕上げは、明るい色の中にも濃淡があり暖かい雰囲気のカバ（バーチ）の無垢材に。当初、床暖房を考えていた夫妻は、初期費用などコストの面で決め兼ねていたところ、「冬場のために、湿度が高い時期にベタベタする合板フローリングにするよりも、1年中快適な無垢材がよいのでは」と提案を受けました。無垢フローリングを経験したことがなかったので「どのようになるか不安半分楽しみ半分」と思っていた夫妻でしたが、結果、大正解。数ヶ月住んだ梅雨時でもジメジメすることなく、心地よく生活できたといいます。
また出会いを探していた愛犬との暮らしも早々に実現。「無垢フローリングは本当に気持ちがよいです。犬が部屋じゅうを走り回るので、足にやさしい無垢材にして良かったと思っています」
愛犬も快適な自然素材をたっぷり使用。無垢材は爪痕がつきやすいですが、傷は目立ちにくく、それも味わいになっていきます。
枝ぶりのよいグリーンを差し色のように効かせて。無垢フローリングと塩ビタイルを組み合わせた窓際のカウンターは、水に強く、植物を置くのに最適です。
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もとの吊戸棚はパントリーに移動してオープンキッチンに。本体は既存ですが、アクセントクロスを張ることで、リビングから見える風景を一新しています。
使用頻度の高い電子レンジに合わせて造作したコンパクトな家電収納。棚を引きだせば、作業スペースに。
腰壁カウンターは木製に変更。ニッチ収納やダクトレールで、インテリアも存分に楽しめます。
吊戸棚を移設した隠す収納と可動棚の見せる収納を使い分けた、収納量たっぷりのパントリー。
ワークスペースのデスクは木製のオリジナル造作。LDKから少し奥まった窓際で、集中して仕事に取り組めます。
グレーのアクセントクロスが印象的な寝室も無垢フローリングに。2か所の室内窓によって、さりげない自然光や風を感じることができます。
風を通すときは90度動かす、回転型の室内窓。木枠は無垢材と雰囲気を合わせました。
洗面室～クローゼット～寝室とつながる回遊動線で、浴室乾燥した洗濯物もスムーズにしまうことができます。洗面室には一時置きとしても使えるカウンター収納を設置。
柱や梁が多いウォークスルークローゼットは、可動棚とハンガーパイプを左右両面に設けて空間を最大限活用。帰宅後、洗面所で手を洗って着替えられる動線も便利です。
キッチン～パントリー～玄関収納をぐるりと回れるプラン。手前は靴専用、ロールスクリーンの奥には水のストックやスーツケースなどかさばるモノを収納しています。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：カバ（バーチ）無垢材
INSTRUMENTS
キッチン：既存
洗面台：既存
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リノベりす編集部コメント
明るい木目のカバ（バーチ）無垢材が温かい雰囲気をつくり上げています。足触りが優しく調湿効果もあるので、人も犬も一年中気持ちよく過ごせそうですね。クローゼットやパントリー、玄関の収納も工夫があり魅力的です。