間取りを大きく変えず、ガラスの引き戸と造作家具でクラシックモダンな上質空間。200㎡をフルリノベーション
SHUKEN Re(シュウケンアールイー) (設計・施工)


マントルピースやモールディングで彩ったクラシカルな内装に、シンプルモダンな家具や照明を組み合わせた住まい。格調高い雰囲気をもちながら、明るく軽やかな印象です。
DATA
間取り図
造作家具も自社製作だからよくばりなリノベーションが実現
優雅な空間をつくる、特別に誂えたマントルピース
Aさんファミリーの住まいは、豊かな緑に囲まれた約200㎡のマンション。子どもの通学を考え、リノベーション前提で物件探しをスタートし、学校から数分のエリアにある今のマンションを見つけました。
購入後リノベ会社を調べ始め、好みのインテリアの事例があった2、3社に相談。そんななか、デザインが幅広く「リクエストがきちんと伝わりそう」と思えたことが決め手になり、SHUKEN Re(シュウケンアールイー)に依頼しました。
テーマは「クラシカルな空間にモダンなインテリアを合わせる」こと。リビングは、モールディングが美しいマントルピースと本棚を造りつけてエレガントな空間に。アンティーク家具ではなく、あえてシンプルモダンなソファや照明を合わせることで、洗練された軽やかさを加えています。
透明な間仕切りで、キッチン&ダイニングを独立させる
間取りはほぼ変えていませんが、キッチン&ダイニングは撤去できない壁を活かし、リビングと区切ったワンルームに。間仕切りに透明ガラスの引き戸を使うことで、程よい連続性と奥行き感をもたせました。
キッチンは壁付けのI型とアイランドカウンターの組み合わせに。奥には冷蔵庫や洗濯機をまとめたパントリーをつくり、家事の効率化を叶えています。
もともと2か所あった浴室や洗面所は、位置はそのままで設備を一新。バスタブのある浴室は子どもたち、主寝室につながるシャワールームは夫妻と、それぞれを使い分けています。
「これから荷物が増えていくと、もっと生活感が出てにぎやかになっていくと思います」と微笑むAさんファミリー。それでも、妻はダイニングキッチン、夫はリビングとすでにお気に入りの場所はあるのだそう。
「それぞれにこだわりポイントが多かったスペースほど満足度が高いし、愛着も湧くんですよね。時間はかかりそうですが、暮らしの環境を整えたいです」
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写真:清水洋
MATERIAL
建具:YKK AP(ガラス引き戸)
INSTRUMENTS
キッチン:Panasonic
アイランドカウンター:Panasonic
浴室:LIXIL リノビオ
シャワールーム:LIXIL
洗面室:カウンター、ボウル、水栓(ミラタップ旧サンワカンパニー)、メディシンボックス(TOTO)
トイレ:Panaspnic アラウーノ
トイレ手洗い:ミラタップ旧サンワカンパニー
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SHUKEN Re(シュウケンアールイー)

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リノベりす編集部コメント
優雅なクラシックスタイルと現代的なモダン家具が調和している住まいですね。モールディングなど細部にまでこだわりが詰まっていて、統一感のある上品な空間だと思いました。キッチン&ダイニングとリビングを分けるプランも過ごしやすそうです。