回廊のようなアートギャラリー空間。フルリノベで思い通りの間取りに!
SHUKEN Re(シュウケンアールイー) (設計・施工)
DATA
間取り図
造作家具も自社製作だからよくばりなリノベーションが実現
リノベ予算を確保しつつ、お気に入りのエリアで物件購入
夫はサラリーマンとして働きながら画業に励むアーティスト、妻はギャラリー勤務というアートが大好きなUさん夫妻。結婚後、しばらく暮らした都心の文京エリアが気に入り、この場所に自己所有の家が欲しい、と思うようになったのだそう。そこで好みの施工事例が多かったSHUKEN Re(シュウケンアールイー)に相談。物件探しから依頼し、フルリノベーションの予算を確保しつつ、地下鉄駅のほぼ真上の高層階という好条件のマンションを購入しました。
ほぼ正方形の空間は、角に2人のワークスペースを兼ねた寝室があり、その周りを囲むようにLDKが配されたユニークな間取りに変更。玄関からLDKへと続く白い壁には、アンティークの室内窓や夫の作品、長年集めてきた小物たちが並べられ、さながら「回廊ギャラリー」の趣きになっています。ワークスペースは、ちょうどいい距離感がカギ
生活の時間帯が違う夫妻は「適度な距離感のある2人の書斎スペース」をリクエスト。当初はリビングに設ける案もありましたが、それでは距離が近すぎるとプランの試行錯誤を重ね、寝室のベッドを隔てて配置し、間仕切りも立てることに。省スペースで、気兼ねなく使える居心地のよい空間になりました。
メインの床は、時間とともに味わいが増すパイン無垢材。そして壁は白、天井はコンクリート現しと内装は極力シンプルにまとめました。スポットライトやフィラメントLED電球など、照明も無駄をそぎ落としたシンプルなデザインを採用。洗練された印象を与えるとともに、照らしたいところをしぼって照らすことで、アートや家具も引き立っています。プロデュース会社:howzlife(ハウズライフ)の事例情報は、母体会社SHUKEN Re(シュウケンアールイー)へ統合いたしました。
MATERIAL
床:パイン無垢材
天井:躯体現し
INSTRUMENTS
キッチン:サンワカンパニー
リノベりす編集部コメント
暮らしやすい上に、回廊のようなユニークな間取りは、フルリノベならではのプランですね。白い壁を基調に余裕をもたせたアートや家具の置き方も、ぜひ真似したいポイントでした。