ワクワクする忍者屋敷のような家に。遊び心と使い勝手を両立した個性派リノベーション
インテリックス空間設計 (設計・施工)
DATA
間取り図
「すべての人にリノベーションで豊かな生活を」
家族で行った忍者屋敷のイメージを建築士が間取りに反映
ガラスの引き戸や、大きな開口部のある間仕切り壁がある大空間が、普通の開放的な家とは一味違うWさん邸。2方の窓から差し込む自然光が、部屋の奥まで届く心地よい空間です。こちらに暮らすのは夫妻と3人の男の子の5人家族。築41年ということもありリノベーションを決めた夫妻は、施工事例を見てリノベ会社を検討しました。
目に留まったのはインテリックス空間設計。「間取りが面白かったり、楽しそうなアイデアがあったりと、私たちの好みに合わせてくれそうだと思いました」。
最初に出してもらった3プランのなかで決めきれないでいたところ、建築士が「みんなで行った忍者屋敷みたいな楽しい感じがいい」と話していたWさん家族の言葉をすくい取って新たに作成してくれたのが今のプラン。個性的で自由、遊び心たっぷりの間取りをつくり上げています。
「忍者屋敷」以外にも、「3人の子供部屋をつくるのは無理だよね」「結露がひどくて困る」「広く使いたいな」と言った何気ない会話から、まだWさんたち自身が具体的にかたちにできていなかった要望をくみ取ってプランに落とし込み、悩みや不満を解消してくれたそう。
子ども部屋とワークスペースはフレキシブルに
LDKとガラス戸で仕切られた洋室は、将来子ども部屋にする予定。現在は昼は子どもの遊び場、夜は布団を敷いて家族みんなの寝室として使っています。またあらかじめレールを取り付けるなど、子どもの成長に合わせてカーテンやデスクを追加できるようにしました。
間仕切り壁にはワークスペースを組み込み、裏側は家族分のスペースを確保したウォークスルークローゼットに。ワークスペースは子どもの学習コーナーとしてはもちろん、週の半分がリモートワークという夫も活用。集中したい時にこもる書斎とLDKにはホワイトボードを設置し、仕事に子どもたちの連絡事項の集約にと役立てています。
リノベーションを振り返り、「固定概念を外したところに思わぬアイデアがありました。実際に住んでみて、とても楽しいです」と夫妻。工夫いっぱいで子どもも大人も暮らすことが楽しい住まいになりました。
リノベりす編集部コメント
忍者屋敷のような楽しさがあちこちにある住まいです。クローゼットや収納が隠れ家的で、洋室も自由に使い方を変えられるのがいいですね。大きな窓から光や風を取り込んだ、家族みんなで使えるワークスペースも快適そうです。