マンションリノベーション事例

リノベのプロの自宅リノベーション。経験によるアイデアを散りばめた、ナチュラル+ヴィンテージの洗練空間

リノベーション事例「リノベのプロの自宅リノベーション。経験によるアイデアを散りばめた、ナチュラル+ヴィンテージの洗練空間」

様々な素材を使いながら、ナチュラルモダンなインテリアでコーディネートされたLDK。麦わら帽子のようなランプシェードは個人で運営されているネットショップで購入したのだそう。

SHUKEN Re(シュウケンアールイー) でプランナーとして15年間勤めていたHさん。自宅をリノベするにあたり、これまで培った知識やセンスをぎゅっと詰め込んだプランを考案。味わいのある素材に包まれた洗練された住まいが生まれました。

DATA

SHUKEN Re(シュウケンアールイー)

造作家具も自社製作だからよくばりなリノベーションが実現

中心価格帯
900 ~ 1,500万円

対応エリア
千葉県(北部)/東京都(23区とそれに隣接する一部の市)/神奈川県(横浜市・川崎市)※詳細はお問い合わせください力ください

元の間取りを活かしたプランニング

SHUKEN ReでプランナーをしていたHさん。家庭の都合で転職をすることになり、最後に自分の家を手掛けました。
夫婦で世田谷区の賃貸で暮らしていましたが、出産と転職を機に、家族で暮らしやすい広さの家を購入することに。毎日帰宅が深夜になる夫の通勤を考慮し、アクセスのよい町田のマンションを選びました。

Hさん夫妻が購入したのは角部屋で全ての部屋に窓がある好物件。まだオーナーが入居中で物件価格に設備交換やリフォームの費用が上乗せされていないことも決め手のひとつになりました。
4LDKだった間取りを暮らしに合わせて2LDK+WICに変更。和室をLDKに取り込む以外は、ほぼ既存の間取りを採用しコストを抑えた分、内装材にこだわっています。「売却しやすい」ことにもポイントを置いてプランニングを進めたのだそう。

天井につけられたカーテンレールは既存を活かし、toolboxでオーダーしたコットン100%のカーテン取り付けました。やわらかな素材感がリビングの雰囲気に馴染んでいます。

キッチンはセミクローズからオープンなデザインに変更。背面のキャビネットはHさんが独身時代から使っている思い入れのあるもの。

プロならではの秀逸な素材選び

キッチンの腰壁に張ったタモ材や、パントリーに取り付けたラタンの扉など、プロらしい素材使いが光るHさん邸。プランナーをしていた頃から「できるだけ本物の素材を使いたい」という思いがあったといいます。特にこだわったのはHさんのワークスペースにつながるドアのデザインで、間取りに手を加えてない分、リビングの一角にフォトジェニックな場所を作ろうとデザインしたのだそう。「アーチの意匠はコストが高くなるのでお客様に提案してもなかなか通らないのですが、今回のリノベではそういうものをあえてちりばめてみました」とHさん。日当たりもいいワークスペースはHさんの一番お気に入りの場所となりました。

これまで数多くのリノベーションを手掛けてきたHさん。今回はその集大成ともなる自宅リノベとなりました。知識があるからこその素材合わせやコストコントロールはプロならではで、予算内で理想的な住まいをつくり上げています。日々の暮らす中で「よし、思った通りだ」と感じることもしばしばあるのだとか。

優雅な雰囲気が漂うアーチデザインのハイドア。ここには予算をかけて家のフォーカルポイントに。web会議のときは閉めて使用。

LDの床(アッシュ)とあえて異なるタモ材を張ったキッチンカウンター。天井のレッドシダーもアクセントになっています。

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ワークスペースのカウンターは出窓の天板を利用して奥行をもたせました。高さ調節のため、このスペースのみ床を上げています。

パントリーに取り付けたラタンの扉はデザイン性と風通しのよさを両立。リビングドアはガラス面を大きく取って抜け感を出しています。

インターフォン用のニッチにはリブボードを張って遊び心をプラス。ピンでメモや写真を張り付けることもできて便利。

リビングドアはガラスの引き戸にして省スペースに。掃き出し窓からの光を廊下に届けてくれます。

Hさんと長女が使用する寝室はベージュのクロスでやわらかな雰囲気。床はサイザルのタイルカーペットを敷き詰めました。

寝室のデスクは電子ピアノを収納できる仕様に造作したもの。白いハンガーパイプがポイントに。

一部屋を丸ごとWICとして使用。床はサイザルのタイルカーペット、壁にはウィリアムモリスの壁紙を張っています。

造作した洗面台は広がりを出すためにフロートタイプに。扉は濡れた手で触っても大丈夫なようメラミン仕上げにしました。

デコラティブなデザインが素敵なボウルと水栓は、Hさんが大好きだというKOHLER(コーラー)のものを採用。

場所の変更はせず、設備を一新したバスルーム。バスルームとキッチンはLIXILをセレクト。

玄関の壁はグレーにして大人っぽく。ディスプレイを楽しめる棚を取り付けました。

長女のトイレトレーニングのために手洗い器を新設したトイレ。壁の一面に平田タイルのタイルを張ってアクセントに。

リノベりす編集部コメント

木を多用しつつもナチュラルになりすぎない洗練された空間デザインがお見事。プロならではのちょっとしたアイデアがあちこちにちりばめられていて、参考になるのではないでしょうか。

MATERIAL

壁:クロス、タイル(キッチン、トイレ、洗面一部)
床:アッシュ(廊下/LD/ワークスペース)、タイル(玄関土間/キッチン/洗面/トイレ)、サイザル麻 タイルカーペット(寝室/WIC)

INSTRUMENTS

キッチン:LIXIL(アレスタ)
ユニットバス: LIXIL(リノビオV)
トイレ :LIXIL(アメージュZ)
洗面: 造作

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造作家具も自社製作だからよくばりなリノベーションが実現

中心価格帯

900 ~ 1,500万円

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