ファミリーでも安心のインダストリアルテイストの住まい
DATA
間取り図
2人の子どもが大きくなった時の事を考えて、当時住んでいた2LDKよりも広い物件への転居を決意した夫妻。当初希望していた地域の物件よりも広くて・駅からのアクセスがよく・新耐震という好条件の物件に出会い、リノベーションして理想の住まいを手に入れました。
デザイン関連のお仕事をしている妻には「子育て真っ最中でもかっこいいインダストリアルテイストの家に住みたい」という夢がありました。インダストリアルテイストといえば、いわゆる工場などを連想するような、どちらかというとデザイン性よりも機能美を優先させた無機質な印象の空間スタイルのこと。「レンガの壁」や「ウッド+鉄」「配管の露出」などどこか使い古されたようなヴィンテージ感が漂い、ハードさがあるのが特徴です。
『でも小さな子どもがいる家にはハード過ぎるのは危険が多くてダメなんじゃ?』――そこで、子どもがよく使うスペースは安全面を重視しインダストリアルは弱めて、玄関・キッチン・水回りはインダストリアルを強める、とミックスさせることで理想的な住まいを完成させました。
モルタルに金属の質感を加えたインダストリアルなテイストでまとめたキッチンエリアと白壁とウッド使いのホッとする雰囲気のリビングエリア。この強弱が絶妙なバランス配分を実現しています。奥様がお気に入りだという3層構造のシンクを取り入れ、SHUKEN Re(シュウケンアールイー)で造作したシステムキッチンは壁付けにし背面にカウンターを置いて使い勝手を重視した設計に。インダストリアルの強弱バランスが今回のリノベーションのポイントとなっています。水回りをまとめることで、手に入れた快適な暮らし
間取りの中で大きく変化しているのは、倍以上の広さになった玄関と洗面スペース。家族が多くても使いやすい工夫が施されています。また、洗面・浴室・トイレなどの水回りも一箇所にまとめることにより、生活動線が改善されました。
LDK部分もキッチンに面する廊下を無くしてダイニングに変更。ダイニングとリビングを兼ねていたスペースは大きなソファを置いてくつろげるリビングになり、家族揃っての団らんもゆったりと楽しめます。LDKにはロフトを設置しデッドスペースになりそうな高い位置を収納スペースとして活用しています。子どもたちも大喜びの遊び場となり、家族みんなにとって居心地の良い住まいになりました。
★リノベりすコメント★憧れのインダストリアルのクールな印象の中に、木のフローリングや温かみのある色の照明を用いることでファミリー向けの空間を実現させた事例。リノベーションならではの柔軟な配分を効かせ、住まい手の理想と自由度が叶えられたリノベーションと言えます。
造作家具も自社製作だからよくばりなリノベーションが実現
プロデュース会社:howzlife(ハウズライフ)の事例情報は、母体会社SHUKEN Re(シュウケンアールイー)へ統合いたしました。