「インダストリアル」に「心地よさ」をプラスした新しいスタイルにリノベーション
SHUKEN Re(シュウケンアールイー) (設計・施工)
DATA
間取り図
造作家具も自社製作だからよくばりなリノベーションが実現
インダストリアルな素材を自分流にアレンジ
どこにでもアクセスしやすい都心に建つ、延床面積45.4㎡のマンション。築39年という古い物件で、空間が細かく仕切られていて風通しが悪い2LDKでした。そこで行ったのが、部屋数を減らし、キッチンをはじめ水まわりの位置を大きく変えるリノベーション。玄関を入るとバルコニーまですっかり見通せる、開放感抜群の住まいに生まれ変わりました。
テーマは「インダストリアルから一歩進んだネクストスタイル」。大好きなインダストリアルのテイストを織り込みつつも、「継ぎ目や段差のないスマートなデザイン」で「素材感のある」心地よい空間をめざしました。
継ぎ目のない壁が居心地のよい空間を演出
ベッドルームとLDKを仕切っているのは、ガラス入りの斜めの壁。ドア枠や窓枠をなくしたシームレスなデザインにすることで、壁の存在感をなくして空間に連続性をもたせています。
また、窓からの自然光が白い壁を巡り、暖色は使われていない部屋でも温かな雰囲気に。床や家具の明るい木色と相まって、ゆったりくつろげる場所になりました。
対面式のオープンキッチンにはモールテックスのカウンターや白いダクトを採用するなど、インダストリアルの要素をスマートに取り込みました。
プロデュース会社:howzlife(ハウズライフ)の事例情報は、母体会社SHUKEN Re(シュウケンアールイー)へ統合いたしました。
リノベりす編集部コメント
インダストリアルと自然素材がミックスされ、家全体はナチュラルな印象になっています。ドアや窓に枠がないと壁が主張しないので、どんなスタイルでも合いそうですね。間仕切りが曖昧になる分、広さを感じました。