玄関土間から思い通りの生活動線プラン。慌ただしい毎日も暮らしが楽になるリノベーション。
SHUKEN Re(シュウケンアールイー) (設計・施工)
DATA
間取り図
造作家具も自社製作だからよくばりなリノベーションが実現
毎日の行動パターンをもとに、移動しやすい間取りに変更
それまでは事情のため好きな場所に住めなかったという50代でキャリアのあるSさん。自宅を購入して自由に場所を選べるのであれば、とにかく自分の好きな住まいをつくりたいと考えていました。そんなSさんが理想のひとり暮らしを考えたとき、まず思い描いたのが、自分の日頃の行動パターンに沿った生活動線。帰宅後は玄関からクローゼットへ向かって服を着替え、そしてトイレへ。朝起きたらすぐお風呂に入り、そのままクローゼットへ直行する…など、使い勝手のよい動線を重視した住まいを目指し、マンションを購入してリノベーションをすることに。
できあがったプランは、広くとった土間から、ウォークスルークローゼットへつながり寝室へ、そこからサニタリールームへもアクセスすることができます。慌ただしい平日でも、無駄なく動くことができ快適な毎日に暮らしが変化しました。
こだわりのサニタリールームはスリーインワンで実現
「足を伸ばして湯船に浸かりたい」「アイロンがけを楽にしたい」というSさんの要望から、ユニットバスではなく、在来工法を採用。限られたスペースを無駄なく使えるように、トイレ・バスルーム・洗面所をひとつの空間にまとめる、スリーインワンスタイルの広いサニタリールームとしました。洗い場は断念したものの、ゆったりとしたバスタブで快適なバスタイムを楽しめます。
また、「アイロンは出しっぱなし、コードは差しっぱなし。洗濯機に手を伸ばして洗濯物を取りだし、棚からアイロン台を取りだす。このツーアクションでアイロンがかけられるようにしたい。」というSさんの希望を叶えるべく、洗面台はオーダーで製作。億劫なアイロンがけもより手軽に片付けられるようになりました。
ビフォー・アフター
リノベりす編集部コメント
Sさん自身の行動パターンに沿った間取りにすることで、日々の暮らしやすさがアップしました。好きなものがいつでも目に入る暮らしで、心に余裕ができたというSさん。友人が訪ねてくることが増えたという家で、これからの暮らしもさらに楽しめそうですね。