EcoDeco(エコデコ)
長く住み続けたときにこそ心地よさを感じる提案を
中心価格帯
1,000 ~ 1,400万円
対応エリア
埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県 / 福岡県
本で情報収集して具体的にイメージする
子どもの成長とともに「親子3人で暮らせる広さの家」に住み替えることを考え始めたMさん夫妻。数年前にも一度、中古マンション+リノベーションを検討しましたが、当時は準備不足でいろいろと見学して終わっってしまったのだそう。
そこで今回は、資金面も整えながら、多くのリノベーション関連の本を読んで勉強することに。その中で出会ったEcoDeco(エコデコ)の谷島さんが書いた『中古を買ってリノベーション』で具体的なイメージが湧き、理想の住まいを実現してくれそうだと感じたため、依頼をすることに決めました。
保育園の関係もあり、これまで住んでいた区内で物件を探し、ネットで見つけた中古マンションをEcoDecoが仲介する形で購入。古いながらも、オートロックや宅配ボックスなど建物そのもののクオリティが高いことが決め手になりました。
壁付けキッチンを収納カウンターで囲んだコの字型キッチン。「使いたいものにすぐアクセスできる収納にしたかった」という妻の希望に合わせて、高い位置の吊り戸は設けず、手の届く範囲の収納を充実させています。
集めたオブジェや生活の道具をインテリアの主役に
夫はレコードや本、岡本太郎グッズ、オブジェを収集するのが趣味。また妻も、カゴや入れ物などデザインの良い生活道具を集めています。そんな2人だからこそ「好きなものを飾って楽しめる家」をめざすことに。お店のディスプレイ棚を参考にして、リビングや夫の部屋の壁一面に大きな棚を造りつけました。
壁式構造で大規模な間取り変更はできなかったものの、広いLDKや夫のものを置く部屋、廊下の洗面台とイメージ通りの空間を実現。子ども部屋はあえてつくらず、ワークスペースを動かしたり解体したりできるようにするなど、住まいに可変性をもたせています。
「本人の意向も出てくると思うので、必要な時がきたら一緒に考えられたら」と夫妻。5年後、10年後の変化も楽しみな住まいになりました。
カラフルで楽し気な雰囲気のリビングの棚。一番下は子どものコーナーで、自分で描いた絵やおもちゃをたくさん飾っています。
レコードや雑貨のコレクションが所狭しと並ぶ夫の部屋。ひとりで自由に使える、こだわりの空間です。シェルフは棚板にボルトを通してナットで留めたオリジナルデザイン。
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子どものスペースをつくりたい時、空間の使い方が限定されてしまわないように造作棚は一面のみ。
予算内で収めるため、施主支給を活用。EcoDcoでは、金額調整で何かを諦めることがないよう、取り入れているのだそう。
コンロ下にはSNSで見つけたワイヤー製のスライド棚を設置。そのほかの棚は調理器具を立ててしまえるサイズでつくりました。
キッチンの壁にも実用と演出を兼ねたボックス型の飾り棚を。普段使う頻度の高い食器をディスプレイ収納。
キッチンとダイニングの床にはグレーのリノリウムを採用。壁のタイルは小口平タイルを縦向きに張りました。
白を基調とした空間の差し色となっているのが、窓辺の観葉植物。日当たりが良くすくすくと育っています。
玄関横の土間スペース。既存の出窓を利用し、靴をクリアボックスに入れて見せる収納に。
夫のデスクは「D&DEPARTMENT」の工業用スチールシェルフのアングルを使い、工務店が制作。
帰宅後すぐ手が洗える廊下の洗面台。ルイスポールセンのAJウォールは本国から取り寄せたカラー。
寝室の壁は、既存の仕上げを剥がしたら綺麗なコンクリートだったので、そのまま躯体現しに。
取り壊せない構造壁の空洞を活用し、ニッチ棚を造作。本を並べるのにちょうどいい大きさです。
リノベりす編集部コメント
たくさんの好きなものを愛でながら暮らす、楽しさ満載の家です。物が多くてもデザインが素敵なのですっきりした印象も受けますね。子どもが大きくなってから部屋を一緒に考えるのは良いなと思いました。
リノベりす編集部コメント
たくさんの好きなものを愛でながら暮らす、楽しさ満載の家です。物が多くてもデザインが素敵なのですっきりした印象も受けますね。子どもが大きくなってから部屋を一緒に考えるのは良いなと思いました。