築20年の一戸建てをリノベ。 明るい2階リビングで実現した家族時間
スタイル工房 (設計・施工)
DATA
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
住んでいた賃貸住宅の更新を機に、住宅購入を決意したTさん夫妻。元々、中古の戸建を購入してリノベーションをしてみたいと考えていたため、自然素材を使ったデザインテイストが好みで以前から気になっていたスタイル工房に物件探しの段階から相談に訪れた。
そうした中、夫妻の目に留まったのは住み慣れた街の近くに建つ築20年の木造2階建て。ところが、1階のLDKはあまり光が入らないために暗く、1階と2階を合わせて延床20坪弱という空間は、子どもを育てていくには少し窮屈にも思えた。また、耐震面にも不安があったという。しかしその後、スタイル工房のプランナーと打ち合わせを重ねていく中で、「きっとこの家は『子どもの様子を見守りながら、家族の時間を大切にできる家』になる!」と確信し、契約に踏み切った。
1階から2階へLDKを異動。2階は家族みんなが一緒に過ごせる開放的な空間に。
リノベーションではまず、家族が長い時間を一緒に過ごすLDKを思い切って日当りのいい2階に持ってくることに。そして、天井高を活かしてロフトを設けることで、開放的な空間を実現した。さらに、キッチンの隣には家族の寝室として使う畳ルームを配した。こうしたことで、家族みんながほぼ一日中を2階だけで過ごすことができ、夫妻はいつでも子どもたちの様子を見守ることができるようになったという。
1階には広々とした子ども部屋と大容量の収納スペース、そして洗面室、トイレなどの水回りを集約。コンパクトながらも非常に機能的な住まいが実現した。気がかりだった耐震面も耐震補強をしっかり行い、不安はクリアに。新たにウッドデッキを設けるなどして外装も一新し、築20年の中古住宅は家族の笑顔があふれる明るい家へと見事に生まれ変わった。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:パイン無垢材
床(水まわり・ロフト):コルクタイル
造作家具:アッシュフリー板
造作建具:タモ材
ウッドデッキ セランガンバツ材
INSTRUMENTS
キッチン:トクラスユニット
バス:TOTO
洗面台:造作