少しの間取り変更とセンスの光る内装で、おしゃれな暮らしに!
スタイル工房 (設計・施工)


既存の和室を取り払って広々としたLDKは、内装も刷新。五角形に張り出したパノラマ塔は、シックなグレーのクロスを用いたアクセントウォールに変更することで、上質さとメリハリのある空間に。床は既存の床暖房を生かすため、チークのフローリングを上張りにして仕上げた。
DATA
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
最小限の間取り変更とアイデアで、暮らしやすさを高めて
アメリカでの居住経験があるNさん夫妻は、「型が決まっている建売よりも中古を買ってリノベーションし、自分たちらしい家をつくりたい」と、外に張り出したパノラマ塔が印象的な2×4工法の中古住宅を購入。「もとの家の特徴を生かしながら、自分たち好みに!」と、スタイル工房に依頼した。
もともと2×4工法は建物を面で支えるため、大きな間取り変更は難しいといわれる構造。その点を熟知しているスタイル工房は、玄関やリビング・ダイニングとつながり、構造的に問題のない和室を撤去し、一部をリビングに取り込むことで、夫妻の要望だった「広いリビング」を実現。その周囲を沿うように残りのスペースを活用して、ロードバイクの収納や整備ができる土間スペースとインナーテラスを新設させた。また、内見時に妻が気にしていた、圧迫感があって広すぎるキッチンは、吊り戸棚の撤去や、キッチン本体の奥行きの再検討で使いやすい空間に刷新。ダイニング側に飾り棚を造り付けるなど、夫妻の希望に叶った間取りに生まれ変わらせた。
内装の素材や色味にこだわり、理想のインテリア空間に
2階建てのN邸は、1階も2階も夫妻のイメージをもとに内装を刷新。特に、土間の床で半屋外気分を味わえる玄関脇の土間スペースやインナーテラスの壁は、ブルックリンの街並みをイメージして、夫妻が吟味したレンガタイルをあしらった。
また、格子の建具でインナーテラスと仕切ったLDKは、木目が美しく深みのあるチークのフローリングやリビングに取り入れたグレーのアクセントウォールで上質な空間を創出。夫妻の「アメリカで好きだったホテルの雰囲気に」という希望に応え、洗面室や浴室などの水回りもグレーを基調としたインテリアでまとめ、ホテルのようなラグジュアリーな空間に。さらに2階の個室には、ドアにナンバーサインをあしらい、客室のような雰囲気を醸し出している。N邸のそこかしこに、夫妻がひとつずつ丁寧に選んだクロスやタイルなどが配され、夫妻のこだわりが感じられる住まいとなった。
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MATERIAL
床:チーク(上貼りフローリング)
INSTRUMENTS
キッチン:クリナップ
ユニットバス:TOTO
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