木造住宅を「家族の気配」を大切にリノベ。みんなの思い出を紡いでいく場所に
スタイル工房 (設計・施工)
DATA
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
家族の気配が伝わりやすい家を目指してリノベ
2人目の子どもが誕生し4人家族になったのを機に、自分たちで見つけた中古の戸建て住宅を購入したMさん夫妻。子どもたちにとって大切な思い出を紡いでいける、「家族みんなの大好きな家」を目指してリノベに取り組むことにした。
購入したのは地下1階、地上2階の3層になった住宅で、もとは2階にLDKのある間取りだった。Mさんは、真ん中のフロアである1階にLDKを設けて家族の気配が伝わりやすい住まいにしたい、家事動線や生活動線を見直したいなど、明確なイメージを持っていたという。
「実は以前にマンションをリノベしたことがあり、今回は2度目のリノベなんです。今回依頼したスタイル工房さんはSNSで見つけてホームページをチェック。気に入った施工事例をピックアップすることで、スムーズにイメージの共有ができました」(Mさん)
階段に工夫を凝らし、光と風が行きわたり家族の気配が伝わる住まいに
Mさんの希望どおり、LDKを2階から1階に移動して1階全体をワンルームのLDKに。天井高を上げたり廊下をなくしたりすることで、広がりが感じられる空間に生まれ変わった。
廊下をなくしたことで、階段とLDKの一体感がアップ。蹴込み板のないストリップ階段にして、間仕切り壁には開口を設置。光と風が上下階に行きわたり、どのフロアにいても家族の気配を感じられる住まいになった。
地階は「家族の身支度フロア」として水まわりを集約して、廊下に面したオープンな洗面台やウォークインクローゼット、洗濯機置き場を新設した。
今後も長く安心して暮らせるように断熱工事や耐震補強も行い、「Mさんファミリー仕様」に一新された住まいは、子どもたちへの何ものにも代えがたいプレゼントになった。
MATERIAL
床:ナラ無垢フローリング(リビング)
INSTRUMENTS
キッチン、ユニットバス、トイレ:TOTO
洗面台(1階):セラトレーディング
洗面台(2階):サンワカンパニー