4人家族×78㎡。リノベでかなえた「家族が集まる場所」と「それぞれの居場所」
スタイル工房 (設計・施工)
DATA
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
収納の少ないキッチンや狭いLDを改善したいとリノベを決意
数年前に購入したリノベ済みの中古マンションに暮らしていたNさん一家。好みのインテリアではなかったこと、暮らしの変化により必要なスペースが増えたことでリノベを考えるようになったとか。住み替えという選択肢も検討したものの、便利な立地と南面の広いルーフバルコニーが気に入っていたため、現在の住まいをリノベで暮らしやすく変えることにした。
リノベの設計施工を依頼したのは、妻の妹からすすめられたスタイル工房。初期の段階から対応や提案内容が気に入り、他社は検討せずに依頼を決めたという。「LDが狭い」「キッチンの収納が足りない」という住まいの不満や、「独立した夫の書斎がほしい」「暗くて長い廊下をもっと活用したい」という希望を伝え、一つ一つプランに反映していった。
家族が思い思いに過ごせる専用スペースを確保
リノベで3LDKから2LDK+Sに間取り変更し、2部屋となった個室は子ども部屋に。Nさん夫妻のためには、夫と妻それぞれにユニークな「居場所」を設けた。LDKで過ごすことの多い妻のスペースは、リビングの一角に設けたロフトベッド。下部には専用の収納スペースもあり、妻はLDKを自分の部屋のような感覚で過ごせる。夫の専用スペースはキッチン横に設けた書斎。キッチンのレイアウト変更をしたことで、小さいけれど独立した部屋を設けることができ、室内には下部が収納になったロフトベッドも造作した。
無駄に感じていた廊下に暮らしやすさにつながる機能をプラスしたのもポイント。収納を造りつけて、一角には身支度用のパウダースペースも設置した。リノベで家族が集まる場所が充実し、設計の工夫でそれぞれの専用スペースも確保。4人家族が仲よく快適に暮らせる住まいが完成した。
MATERIAL
床:ホワイトオーク(朝日ウッドテック)
INSTRUMENTS
キッチン:トクラス
浴室、トイレ:TOTO
洗面台:LIXIL