「実家リノベ」で二世帯住宅が大変身!新世代の親&子&孫が快適に暮らせる家に
スタイル工房 (設計・施工)
DATA
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
2世帯6人が快適に暮らせる家をめざしてリノベ
Aさん一家は、夫妻と子ども2人の4人家族。実家に暮らす両親と同居することにしたため、「実家リノベ」をおこない、2世帯6人で快適に暮らせる家に変えたいと考えた。
もともと実家の建物は、玄関も水回りも2つずつある完全分離型の二世帯住宅。同居にはぴったりの住まいであったものの、親世帯が2DK、子世帯が4LDKと広さに違いがあり、子世帯は1階と2階にまたがったつくりだった。完全分離型はそのままに、子世帯を2階のみ(玄関以外)になるよう再構築し、1階の親世帯と2階の子世帯の広さをほぼ均等にすることが、リノベの大きなテーマになった。
断熱性や耐震性も高めて安心して暮らせる住まいに
リノベ会社の選定にあたっては、手始めにリノベ雑誌で気になった5社に資料請求をしてみたというAさん夫妻。さらにその資料やウェブサイトを吟味して2社に絞り、「自分たちがイメージしていたことをくみ取って、プランに落とし込んでくれた」という、スタイル工房に依頼を決めた。
リノベでいちばんの課題になったのは、「階段の位置」だった。1~2階にまたがっていた子世帯のうち、1階部分を親世帯に取り込むために、住まいのほぼ中央に階段を架け替え、親世帯と子世帯の独立性をキープしたままそれぞれを均等な広さに。既存の階段室は、トイレや収納スペースとして活用し、居住スペースが広く取れるように工夫した。
2世帯それぞれに好みのインテリアを反映したため、親世帯と子世帯で雰囲気が異なるのもA邸の楽しい個性に。屋根に断熱材を補充したり耐震補強をおこなったりして、安心して暮らせるような配慮も万全。「実家リノベ」で、2世帯が快適に暮らせる住まいに生まれ変わった。
MATERIAL
床:オーク三層フローリング(1階)、オーク無垢フローリング(2階)
INSTRUMENTS
キッチン:トクラス(1階)、IKEA(2階)
ユニットバス:TOTO